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ほろ酔いラプソディー『90.目刺と牛蒡』

「愛の反対は無関心」とはマザー・テレサではなくエリ・ヴィーゼルの言葉とか。語源はどうであれ深い言葉だと思う。そして無関心は人生で損をする、何事にも関心を持つことが大切だと思った話。

キャンプへ向かう途中で立ち寄った小さなスーパーで、割引シールが目に入りなんとなく炭で焼くかと思い買った目刺(めざし)。人生において、もっとも関心がなかった食材の1つじゃないだろうか。

独りお酒を飲みながら、網の上で焼く目刺は、サイズ感がちょうど良く。この雰囲気だけで満足かな、と思い口にしたら衝撃の旨さ。塩気、脂乗り、苦みのすべてがお酒にマリアージュ。

調味料要らずのこんな素晴らしいアウトドア食材を、貧しい食卓の象徴のままにしておくのは勿体ない。ということで今回は目刺のおつまみ。ただ焼くだけでも美味しいけど、この時期は煮ても美味しい。

『 無関心の反対は豊かな人生 』

めざしの柳川風

材料
・めざし
・ごぼう
・卵
・A:水6、酒2、醤油2、味醂2、砂糖1
・A:おろし生姜
・粉山椒

作り方
1.ごぼうを縦半分にし斜め薄切りにする
2.1を水にさらしたあと水気を切る
3.鍋にめざしと2とAを入れて煮る
4.3に火がとおったら溶き卵を加える
5.器に盛り粉山椒をふる

※ごぼうはささがきでも良いと思います。
※めざしからとても良い出汁がでます。
※シシャモなどでも美味しいです。
※調味料は比率です。

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