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不安やストレスをセロトニンで消す方法‼️実践編‼️

《セロトニンの役目とは?》

こんにちはドラマーであり、有田秀穂さん公認のセロトニントレーナーでもある牟田昌広です。

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新型コロナウイルスでアレやコレやな昨今、「幸せホルモン」などと呼ばれている「セロトニン」なる脳内物質がありまして、何やら不安やストレスを消してくれるそうですよ。

え〜本当なの⁉️

まずはその5つの役目をザックリ説明致します。

①.目覚めを良くする

セロトニンが活性化していると、朝の目覚めが良くなります。

またセロトニンは睡眠を促す「メラトニン」の元でもあるため、寝つきも良くなります。

またメラトニンは、老化を進行させる活性酸素を除去する働きもあるため、老化防止ともなります。

よってセロトニンが活性化していれば、目覚めも寝つきも良く、老けにくい。

反対に減少すると、目覚めも寝つきも悪く、老けやすい、ということになります。


②.自律神経を整える

自律神経とは、体を活動的にする「交感神経」と、体をリラックスさせ回復させる「副交感神経」とで成り立っており・心拍・呼吸・血圧・体温調整・消化吸収・発汗など、無意識に体を調整している生命維持装置とも言える機能です。

セロトニンはこの交感神経と副交感神経のバランスを整えています。

よってセロトニンが活性化していれば、自律神経が正常に働き、心身が調子良い。

反対に減少すると、自律神経が乱れ、様々な漠然とした不調が表れる。

また医師に相談しても、症状が漠然としているため「とりあえず体を休めて下さい」と言われるだけ、というケースが多いそうです。


③.心の調整

人間はストレスに対して頑張ろうとする時「ストレスホルモン・コルチゾール」が分泌され、ストレスに対応できるわけですが、このコルチゾールが過剰に分泌されてしまうと、イライラ、パニック障害、うつ病などの精神疾患になってしまいます。

また、やる気ホルモンである「ドーパミン」や「アドレナリン」ですが、これも大切なホルモンではあるものの、過剰に分泌されると依存症になってしまいます。

セロトニンは、このコルチゾールやドーパミン、アドレナリンの過剰な分泌を防いでいます。

よってセロトニンが活性化していれば、心が安定している。

反対に減少すると、イライラ、パニック、不安、依存、うつ、など心が不安定になる、ということになります。


④.姿勢筋の維持

セロトニンは重力に対抗する、抗重力筋を活性化させています。

よってセロトニンが活性化していると、体がシャキッとしている。

反対に減少すると、筋肉が重力に負け、体つきも表情もトロンとしやすくなります。


⑤.痛みの調整

セロトニンは脳内の痛みに関わる領域も調整しています。

よってセロトニンが活性化していると、無駄な痛みがない。

反対に減少すると、原因もないのに痛い、ということが生ずることもある。

腰痛の原因の一つに「セロトニン欠乏症」もあり、整形外科などでレントゲンにて原因がない場合、セロトニンを擬似的に増やす、抗うつ剤が処方されるケースもあるそうです。


《セロトニンとはどこの馬の骨?》

さてさてこの「セロトニン」が不安やストレスをも消すという説は本当か!?

見たこともない、どこの馬の骨とも分からぬセロトニンに、家の娘の不安やストレスなど消せるわけがないだろっ( *`ω´)

そう思われる方も多いかと。

ワタクシ何気に、セロトニン研究第一人者、東邦大学名誉教授の有田秀穂博士公認「セロトニントレーナー」なる資格を持っておりまして、セロトニンに関する知識はアレコレあるのですが、そのワタクシでも、にわかに信じ難い。

そこで「信じるな!疑うな!確かめろ!」の精神にて、我が身をもって人体実験をしてみました( ´∀`)

その方法とは実にシンプル。

後に説明します「セロトニンが増える」と言われている方法を日々試し、漠然と抱える将来の不安や日々のストレスが本当に消えるのかを検証する。

その結果は!?

「消えるわけないだろ!」という大方の予想に反しまして、まさかの、

割と本当でした( ゚д゚)

これからその経緯と理由をご説明致します。


《セロトニンがストレスを消す仕組み》

そもそもセロトニンがストレスを消すと言われている仕組みとは?

人はストレスに出くわした時、例えば向こうからクマがコッチに向かって走ってきた!∑(゚Д゚)

そんな時はボンヤリしていたら死んでしまうわけで、全力で逃げるか、こうなったら戦うしかない。

その時、体では副腎と呼ばれる臓器からストレスホルモン「コルチゾール」がドバドバと分泌され、体を興奮させるための「交感神経」が積極的に働き、クマというストレスに対応すべく臨戦態勢となっている。

それと同時に、免疫力、メンテナンス、アンチエイジング、消化吸収などなどを促す「副交感神経」の働きは低下している。

目の前にクマがいるのだから、免疫力やら最近目元のたるみが気になって〜なんて言っている場合ではないわけで、体の正常な有難き働き。

地震雷火事オヤジなどの天災時しかり。

そしてストレスが過ぎ去れば、再び体は平常時に戻り、リラックスすれば「副交感神経」が働き、免疫力やメンテナンス機能も働きだす。

例えば、クマならぬ「会社」というストレスがあったとしよう。

すると昼間は「交感神経」が積極的に働き、免疫力などは落ちるものの、家に帰ってリラックスしたなら「副交感神経」が働き、1日のトータルとしてはバランスが取れているのでOK。

昼間にクマとよく遭遇する人は、心からリラックスする時間を作る事が大切。

仮に家にもクマなる「鬼嫁」や「頑固夫」が居たならばこれは大変、1日を通して「副交感神経」が働く時間がなくなってしまうので、免疫力は下がりまくり死にかねない。

この記事よりも「離婚の方法」もしくは「会社を辞める方法」なる記事を読もう。

そして問題は現実のクマではない。

セロトニンに現実のクマは消せない。

じゃあセロトニンが消せるストレスとはどんなストレスなのか?


《脳内ストレス》

それは脳の中だけにいるクマ、脳内ストレス。

今目の前にクマがいるわけではない。

この先クマが来たらどうしよう…
昔のクマを思い出すだけで…

将来どうしよう…
あの時あんな事を言わなければ良かった…

今目の前で実際に起こっているわけではない、不安や後悔などなど、考えているだけの、心が未来や過去を彷徨っているだけの「脳内ストレス」

そして世のストレスの殆どはこの「脳内ストレス」かと。


《人間のシステム》

人体とは、今実際に起こっているストレスと、この考えているだけの脳内ストレスとの区別がつかない。

嫌な出来事を思い出しただけで、恐ろしいことを想像しただけで、ドキドキしたことはないだろうか?

実際に起こってなくとも、考えただけで、心臓を始めとした様々な臓器が反応してしまう。

レモンをかじると思っただけで唾液が出るがごとく。

実際に起こっていようが、想像しただけであろうが、いずれも体はストレスホルモン「コルチゾール」を分泌させ、体を臨戦態勢にし、免疫力やメンテナンス機能を低下させてしまう。

と言うことは、例え自宅のソファーでくつろいでいようが、布団に入って寝ようとしていようが、ネガティブなことを考えたなら、体は臨戦態勢となってしまう。

すると、寝れない、免疫力低下、メンテナンス機能や消化吸収機能やアンチエイジ機能も低下、疲れがとれない、老ける、病気しやすくなる。

こわっ∑(゚Д゚)

そしてこの状態が更に続くとどうなるのか???


《ストレスの向こう側》

副腎は常にコルチゾールを分泌し続ける…

遂には「副腎疲労」という現象が起き、コルチゾールを必要なだけ作れなくなる…

するとどうなるのか???

ストレスが目の前に迫っているのに、コルチゾールが出ない、ストレスに対応すべく「交感神経」が働いてくれないため、体がストレスに対応してくれない。

仮にクマが襲ってきたのなら、逃げることも戦うことも出来ずに、ただそのままやられる無気力状態。

誘拐された人が逃げられるのに逃げない、DVを受けているのに逃げない、パワハラを受け続ける、そして判断力がなくなりフワッと自ら命を経つことも。

無気力状態。
うつ状態。

これは、その人が元々無気力な性格なのではなく、コルチゾールが分泌されないことにより、今「そういう状態」になっているだけ。

さてさて、どこの馬の骨だかの「セロトニン」の話しはどうなった???


《救世主セロトニン?》

セロトニンがストレスを消すとも、幸せホルモンとも言われている理由とは、

本当にクマが襲って来たのなら分泌されてくれないと困る「コルチゾール」、

とは言え年がら年中出てしまうと結果的には「うつ状態」を引き起こす「コルチゾール」

セロトニンとは、この「コルチゾール」が過剰に分泌され過ぎるのを防いでいるんです!!

だからセロトニンはストレスを消す!!

なぁ〜んて知識だけ説明されたところで「なんだそれ?」ですよね。

それこそストレスが溜まるかと。

だから、我が身で実験したんです。

知識だけを伝えるのはポリシーに反する、体験した事だけを伝えたい。

ココまでは、セロトニンとストレスに関してのアレコレ説明です。

ココからがワタクシの言いたいコトでございます。


《脳内ストレスの原因》

先程を述べましたが、世のストレスの殆どは、考えているだけの「脳内ストレス」

ならば考えなければいいんじゃん‼️

その通り。

がしかし‼️

それを考えてしまうのが人間の性。

何故考えてしまうのか???

それは、普段の生活の殆どが「習慣」であり、そのコトを考えなくとも出来てしまうため。

例えば歯を磨く。

いつもの習慣で手が勝手に動いてくれるため、脳では全く別の事を考えることも可能。

歩く、食事、家事、いつもの仕事、何にしても、ほぼ習慣の為、思考は解放されており、自由に他のコトを考えられる。

それがネガティブなコトであったなら、1日中脳内ストレスまみれ。

それがそのままその人の人生。

高収入やブランド品など関係ない、日々の思考がそのままその人の人生。

思考は常に不安や後悔など、今ではない未来や過去を彷徨ったまま生きるなんて、あ〜なんて勿体ない人生なのか。

にも関わらず、多くの人が、心ここにあらずのまま生きている。

脳内ストレスを抱えたまま生きている。

じゃあどうする⁉️

それをこれから我が身で実験した結果を元に説明してみたいと思います。

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