〜ストーマ閉鎖手術 編④~

私は疲弊していた。

痛み止めはきかず、吐き気もひどく、
吐くと口が潤うが、水がまだ飲んではいけないで、ゆすぐだけはできるが1人ではできない。
看護師と喋るのも辛い。

疲れはて寝ても寝た気にならない。
スマホがないので時間の感覚もわからない。
今何日の何時?

重い口で看護師に聞こうとしたら、
「眠れなかったでしょう?眠る薬を
入れましょうか?」
と言われたので日付なんか二の次だ!と
思い、ただただ、うなづいた。

てか、そんなのあるならもっと
早く欲しかったよ!!!

痛みがかなりあるものの、
そのあとふつうに寝れた。

日付は起きたらすぐさまわかった。
「むーちゃんさん、今朝なんですが、15時頃にHCUから大部屋にもどります。」

どうやら、17日の朝らしい。

痛みが強くて手術した後が長く感じていた。
消灯は9時だが暗くならない病室をみて、
まだよるじゃないのかっ!とそんな事すら
イライラしていた。
痛みて人間がぶっ壊れるなぁ。
怖い怖い。

まぁ、ストーマだったのでなんとなくわかってたが、やはり今回も歩くほどに治りが早くなるらしい。

大部屋に帰ってきたがすぐ私は歩いていた。
勿論、痛い。
悶絶の顔で。
できるだけ長くあるいてやらぁ!
と必死だったので隣に寄り添っている看護師が
話をするも、曖昧な返事しかできない。

看護師に気を使うほど今は余裕が無い。
ごめん!

そして、帰ってきて痛みがまし、痛み止めの
飲み薬も飲めるようになりのむ。
痛み止めの点滴も効いてきたのか
少しマシになった!
なんか、気持ち悪さ半端ないが。


今だ!寝るんだ私!
時間なんてしったことか。
スマホを見るとLINEの返事があるがゴメン!

私は寝る!
人に気を使う余裕はない。

痛みは人を堕落させるのかな?と思いながらも
仕方ないんや...
と言い聞かせ、眠りにおちた。

#ストーマ
#手術
#闘病
#ノンフィクション
#エッセイ

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?