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今日はここまでやる、という勉強の仕方は間違っている

人は目に見えない資源を無限にあるものと思い込んでしまう傾向がある。
集中力もその一つ。
ただどんなに訓練された人でも集中力は120分しか持続しない。
生き物として、人はそもそも集中できない生き物。
だから子供が勉強すぐ飽きてしまうのも全く問題ない。
むしろ健全な証拠。
集中力が続かないからこそ逆に短い時間で区切って勉強するのが正しい。
よく「今日はここまでやる」と量で勉強を区切る人がいるがそれは間違い。
時間は長ければ長いほど、集中力は途切れ、非効率になる。
時間で区切って時間までに終わらなければ途中でやめる。
そうすると「もう少しやりたい」という焦らし効果も生み、むしろ勉強がはかどる。
また時間も多く割けば割くほど終わるものも終わらず、複雑なものに膨れ上がっていく。
人は時間がある、と勘違いすると、様々な選択肢を考え、試行錯誤を繰り返し、決断する機会に迷いを生じさせ、集中力を奪っていくことがわかっている。
もちろん完璧に仕上げないといけない仕事もあるが、集中力、効率という観点で言うと時間で区切ることが効果的な手法である。

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