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声なき声、“きょうだい支援“をご存知ですか?(小俣ゼミ活動報告)

こんにちは。社会福祉学科教員の小俣智子です。
7月2日、3日、ゼミのフィールドワーク活動として、シブリングサポーター研修、きょうだいさん支援イベントにボランティアとして参加してきました。

病気や障がいのある人のきょうだいのことを「きょうだい児」と呼んだりします。近年はヤングケアラーの視点からも注目されていますが、主催するNPO法人しぶたねさんは、病気や障がいのあるこどものきょうだい支援を20年にわたり続けている団体です。

2016年から始まったきょうだい(sibling)への支援者向け研修が東京で開催されると伺い、参加することができました。

研修では会場の設営や消毒作業、受付、参加者の誘導などをお手伝いしながら研修にも参加、きょうだいがおかれている環境、きょうだいの想い、支援の必要性など多くのことを学びました。研修の最後には素敵な修了証をいただきました。

研修修了証とバッジ

翌日3日は、きょうだい児と家族の応援団「にちじいろもびーる」さんとしぶたねさんコラボの「きょうだいさんの広場」にボランティアとして参加しました。前日に研修を受けサポーターとなったゼミ生4名がお手伝いとしてプログラムに出演しました。参加した3組のきょうだいさんとお母さんたちの楽しい時間を少しだけサポートできたかなと思います。

また、イベントに協力されていた障害を持つ子どもと親の会NPO法人「みかんぐみ」さん、杉並区立済美養護学校の先生から、医療的ケアを必要とするこどもたちや障がいをもつこどもたちへのボランティアのお声かけもいただきました。思わぬ嬉しい出会いがいくつもあり、フィールドワーク活動の楽しさだけでなく活動機会の重要性を改めて実感した2日間でした。

「きょうだいさんの広場」 ウエルカムボード作成中



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