4つの社内制度で、介護スキルもキャリアもアップしたスタッフにフォーカス!
-高齢分野のmusubiから、障がい分野のmusubi放出へジョブチェンジをして2年が経ちましたね。
そうですね、早いなと感じます。気づいたら2年も経っていたという感じですね。musubiでは利用者様が52名と多いので、介護技術を集中的に学ぶことができたと思っています。在宅への訪問介護は1対1で行うので、musubi放出に異動して1人1人にもっと時間をかけられるようになりました。より利用者様それぞれの生活に重点に置いたケアができていると感じています。もともと地域支援や在宅に興味はあったので、ジョブローテーションをしないかと声をかけてもらって良かったと思っています。
\ジョブローテーション制度を利用した際のインタビュー記事はこちら/
-まずは資格取得支援制度の利用についてお聞きしたいと思います。
介護福祉士の資格取得おめでとうございます!
ありがとうございます!介護福祉士は2023年1月に取りました。その前年の9~10月くらいに実務者研修の資格を取得し、それからすぐ介護福祉士も取得したという流れです。まず実務者研修を取得したきっかけは、2022年12月からサービス提供責任者(サ責)にならないかという打診があったことです。
-サ責へのキャリアアップについても後半でお伺いできればと思います!それにしても短期間で2つの資格を取得されたんですね。
実務者研修を取得したので、学んだことが頭に入っているうちに介護福祉士まで取得しておこうと思ったんです。そろそろ取らないといけないとは思ってたんですけど、タイミングがつかめず受けないままになっていたので。介護の仕事を続けて10年目になるので、受けるなら落ちてはいけないと思って試験に臨みました。
-資格取得支援制度では、どのような支援がありましたか?
受験や登録にかかる費用の補助がありました。そこにかかる費用が結構大きくて、10~20万円くらいかかるので。私の場合は、サ責への打診を受けて実務者研修の資格を取得することになったので、受講にかかる時間も勤務扱いにしていただいていました。通信講座と週1回の通学があるので、通学を勤務扱いにしてもらっていました。
-介護福祉士の試験に向けて、どのような勉強をされましたか?
スマホアプリで介護福祉士の過去問を解いて対策をしました。介護福祉士試験の過去問を全部登録してくれている無料のアプリがあって、それを隙間時間にポチポチ答えてました。でも毎日ではなく、気が向いたときに取り組んでいました。本だと電気をつけて机に向かわないといけないので、アプリは便利です。スマホであればベッドの上でもできるし、「寝る前に5問だけ…」という使い方もしていました。
あとは、一応テキストも使っていました。2021年度のケアマイスターを受けたときにも使ったものです。ケアマイスターも介護福祉士の試験とリンクした問題が出るので、「あ、ちょうど本があるな」という感じで同じテキストを使えました。
-2021年度のケアマイスターでもシルバーの等級を取得されていますね。
ケアマイスターを受けた1番の理由は、お金がもらえるからです(笑)受験は強制ではなく希望者のみでしたが、「等級を取得した方が確実に給料が上がっていくから受けた方がいいよ」という話はありました。先ほどのテキストでの勉強と、会社から案内があった勉強会に参加して対策をしました。
-ケアマイスターを受けた感想を教えてください。
現場での経験があったので、筆記テストの勉強では参考書に載っている物品や症状などの内容を、具体的に頭に浮かべることができて覚えやすかったと感じています。一方で、部品や装具などの正式な名前は忘れている物も多く、おさらいすることができて良かったです。また、介護福祉士の参考書を使っていたので、ケアマイスターで学びを深めることで介護福祉士の試験対策にもなりました。
実技テストではチェック項目(実際のケアで注意すべき点)がとても細かく、日常のヒヤリハットが起きやすい場面をイメージすることができる内容でした。ケアマイスターで学んだことを今後意識していきたいと思っています。
-ここからはサ責へのキャリアアップについてお聞きしていきたいと思います。
-サ責への打診はどのような形でしたか?
永井さん(介護事業本部のエリアマネージャー)との個人面談の際に打診がありました。すでに放出の新入社員のフォローは担当していたので、「サ責というポジションで、チームとしてスタッフのことを見ていきませんか?特に今は女性のサ責がいないので、菊宮さんどうですか。」というお話しだったと思います。
-打診があったときはどのように思いましたか?
正直に言うと、「ついに来てしまったか」と思いました(笑)musubiにいるときにもリーダー候補というポジションでずっと留まっていたんです。musubiはスタッフが20人ほど、利用者様も50人ほどなので、その人数をまとめる自信は無いなと思っていました。一方で、musubi放出はチーム制なので、私のチームのメンバーは多くても5人ほどになります。それもあって、初めてサ責になるのであればずっと働いているところの方が安心して挑戦できるし、分からないことも聞きやすいと思い、サ責になる踏ん切りがつきました。
-実際にサ責になってみていかがでしたか?
事務作業が多くなることや、他の事業所との連携を担うことは、先輩サ責の姿を見ていたのであまりギャップはありませんでした。村口さんや足立さんのような新人スタッフへの指導もサ責になる前からしていたことも大きいかと思います。
人に教えるのは好きですが、色々な人に教えるので、どのような教え方が1番理解してもらいやすいのかということは結構考えます。たとえば、私は身長や筋力が結構あるので、違う体型のスタッフとは持ちやすい体の場所や力を入れやすい体勢が違ったりします。そのスタッフが1番やりやすい方法は何かということを一緒に考えています。
また、サ責になって良かったと感じることは、書類を見たり他の事業所様と連携することが多いので、1人の利用者様をチームで支えている実感が湧いたことだと思っています。
-「菊宮さんチーム」をどのようなチームにしていきたいですか?
仕事もプライベートも楽しめるチームにはしたいと思っています。家庭の事情など何かあったときにフォローし合えたり、しんどくなったら配置を考えるといったことができるチームにしたいです。そのために、事業所や訪問先で顔を合わせたときにコミュニケーションをとっています。面談の機会も作るようにはしていて、お互いに訪問があって都合がつかないときは、2人で介助に入る利用者様のときに話を聞いたりしています。相談に乗るときもありますし、特に問題が無いときは「利用者様とどんな話したの?」といったことを聞いたりしています。
-メンバーとのやり取りで心がけていることは何ですか?
ひとり立ち後は基本的に1人での訪問になるので、悩んだときに相談に乗れるようにということと、体を壊さないように声をかけるよう心がけています。
私も、新卒で入社して数ヶ月ぐらいのとき、変な癖で介助をしていたことがありました。それでだんだん腕が痛くなってきて、「あ、このやり方は良くないんだ」と気づいてやり方を変えたことがありました。なので、メンバーにはまず無理がかかっているところがないかどうかを聞いたり、負担がかかるような体の使い方をしていた場合は「大丈夫?」と声を掛けています。負担が蓄積して体を壊してしまうケースは防ぎたいので、しんどそうな様子がないかというところを見て、「こうやったら軽くなるよ」といった指導をしています。
-musubi Groupに入社して10年目になりますが、振り返ってみていかがですか?
相性が良かったように思います(笑)ある程度自由にさせてもらえたというか、リーダーやサ責になるかどうかも事前に確認をしてもらえたので良かったです。私の場合、色々な制度を利用しているのは自分から「これを使わせてください!」というよりも、周りの方が打診してくれて、そのうえで私の意思を尊重してもらえたのが大きかったなと思います。
-今後はどのように働いていきたいですか?
現場で働くのが1番好きなので、なるべく現場には入りたいと思っています。事務作業がどんどん増えて現場が少なくなったら、運動不足で足がむくんでパンパンになっちゃいます(笑)ちなみに、通勤や訪問の際も運動のために自転車です。 暑さや日焼け対策は、私の場合はアームカバーと帽子とサングラスくらいです。利用者様の家に入ると大体クーラーがついているので、意外と大丈夫ですよ。原付バイクも会社から支給してもらえるよって周りから言われているのですが、これ以上運動しなくなったら美味しくお酒が飲めなくなるので(笑)
それと、去年は介護福祉士の試験があってケアマイスター試験を受けていなかったので、今年は今のシルバーよりも1ランク上のゴールドクラスにもう一度挑戦しないとと思っています。
-musubi Groupでは様々な制度でスタッフの成長をサポートしています!
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