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ケアマイスター試験で初年度からゴールドを取得した相川さん、舟井さんってどんな人?

こんにちは!コーポレート部の大口です。普段はmusubi Groupの採用/広報や労務に関わっています。

musubi Groupでは、様々なキャリアを描けるように役職制度(musubiグレード制度)とケアマイスター制度を導入しています。中途入社でスキルを持っている方はもちろん、未経験で入社された方でも様々なキャリアステップが可能となっています。

今回は、21年度から新たに導入した<ケアマイスター制度>にて、初年度からブロンズクラス、シルバークラス、そして難関のゴールドクラスまで合格された相川さんと舟井さんにテストの感想や勉強方法をお伺いしました。

<ケアマイスター制度とは>
一般社団法人ケアマイスター協会による認定制度でケア(介護・看護)を実践する上で必要な知識やスキル ・ 社会人としてのマナー ・ 介護保険制度の現場で働くスタッフにとって必要な制度知識を筆記試験と実技試験にて5段階のクラス設定をすることによってスキル認定する制度
対象職種
介護職 / 看護師 / PT・OT・ST / ケアマネジャー / 福祉用具専門相談員

<プロフィール>
・舟井 愛
■役職:musubi Group 介護事業本部 在宅事業部
    訪問介護事業所musubi鴻池 サービス提供責任者
■入社日:2018年9月1日
■ケアマイスターランク:ゴールド
・相川 美香
■役職:musubi Group 介護事業本部 在宅事業部 
    訪問介護事業所musubi鴻池 サービス提供責任者
■入社日:2018年9月1日(2020年1月1日登録ヘルパー→正社員転換)
■ケアマイスターランク:ゴールド

‐サービス提供責任者としての普段の業務内容を教えていただけますでしょうか?

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写真左:舟井 写真右:相川

‐相川
普段の仕事内容でメインなのは利用者様・ケアマネジャー様・ヘルパーさんとの間に入って色んな調整をしていくことです。例えばケアマネジャー様からご依頼があれば、その利用者様へよりよいサービスができるようにインテーク(初回面談)に行き、そこでニーズをヒアリングができたら具体的なサービス内容をすり合わせし、ヘルパーさんと一緒に初回の訪問介護に入るという流れで動いていきます。そこからも定期的にモニタリングをし、事務所で管理者や他のサービス提供責任者(以下サ責)と情報交換をして利用者様のサービス内容が今のままでいいのか?などを考えたりしていますね。
もし変更が必要となればケアマネジャー様に状況の報告をして、新たに自分達の考えるサービスの提案などをしています。

‐舟井
あとサ責は、利用者様へ直接介護をする機会もあれば介護とは別にお話を伺う事もあったりで、利用者様や家族様の思いを聞いていくことも大きな役割かなと思いますね。日々接していく中で利用者様、家族様と信頼関係を築く事ができれば思いや困りごと話をしてくれる時があるので、その時は、よく話を聞いて、ご提案をしたりしています。自分達の関わりで利用者様の笑顔につながればと思って日々頑張っています!

‐ケアマイスター制度についての説明会後の印象や感想を教えていただけますでしょうか?

相川

‐相川
説明会は、日々の業務が忙しく日程が合わず参加はできませんでした。なのでエリアマネジャーに個別で説明会を実施してもらいました。
‐舟井
役職制度(musubiのグレード制度)の試験と何がちがうの?とは思っていたけど、説明を受けてどちらも並行してやっていくと聞いて、また勉強せなあかんのかなというのが印象でした(笑)

‐勉強しないといけないなって感じたってことは、説明を聞いてテストを受験しようとは最初から思えたんですね。受験前提でポジティブにケアマイスター制度を捉えていたんですか?
‐舟井
エリアマネジャーに勧められて、とりあえず受験しようと思いました(笑)
‐相川
私自身は受験をしないつもりでしたが、〆切前夜に申し込みをしました。受験せずにいても、受験して落ちたとしても手当がない。それならば、受けて合格したら手当が頂けるなぁと…。安易な考えがスタートでした。

‐どのように勉強されましたか?

舟井

‐舟井
ブロンズクラスのテストが一番ドキドキしてて、どういった問題がでるかわからないこともあり、推奨された介護福祉士の参考書を買って、解きながらわからないところを勉強していくといった感じでした。
‐相川
勉強できる期間が短く、シフトの兼ね合いで、あまり勉強の時間を確保出来ないなと思い、テスト範囲だけに絞って、問題を解いて、解答を見て覚えたり、自分の苦手なところや、過去問を見てどんな感じの問題なのかを勉強しました。ブロンズクラスが難易度は低いですが、初めてのテストということもあり、テストの傾向がわからないなかで覚える事が大変でした。
‐舟井
ブロンズクラスの合格以降は、勉強したものの上積みがあるから少し楽にはなりましたね。

‐理念問題はどのように勉強されましたか?

‐舟井
入社時に理念は教えてもらっていたと思うんですけど、それ以降は全社報告会で社長から説明があったりはするけど、深く考えていなかったので、改めて読みながら、あーそうゆうことかみたいな感じで勉強しましたね。

‐実技問題はどのように勉強されましたか?

‐舟井
何が出るかわからなかったので、食事介助がでるのかなと勝手に思ったりしたんですけど、ケアマイスター協会の実技試験用の研修動画を一通り見て、勉強にはなりました。
‐musubi Groupの勉強会には参加されたのですか?
‐舟井
日程の都合が合わず参加できていないです。
‐相川
勉強会参加はできなかったですけど、勉強会が録画されていたので、後追いで筆記含めて実技の対策とケアマイスター協会の実技試験用の動画を見て必死に覚えました。研修動画にない内容がテストにだされるのかな?とか予想して勉強しました。
‐舟井
初めての受験だったので、予想しにくかったですが、昨年の問題を見ても、同じような問題はでないだろうと予想していました。
‐相川
同じ食事介助でも、昨年とちがうパターンで出題されるのかなとか予想して勉強しました。
‐舟井
あてが外れたら終わり(笑)と思っていたので、一応基本的なところだけ押さえておこうかなと思って勉強しました。
‐相川
ゴールドクラスでは、何を求められているのかを忘れないようにしました。例えば排泄介助の仕方のみを求められているのではなく、介助をするにあたり細々とした説明を一般の方によりわかりやすく排泄介助をしながら説明をし、ご理解頂けているかの確認をとりながら…というところであったりや、コミュニケーションの方にも重きを置いて対策しました。

‐ゴールドクラスの実技試験後

相川

‐ケアマイスター協会の方達にスキル以外にもお人柄を褒められていましたよ!試験の内容や成績云々ではなく、社会人として礼節もありお人柄含め、すごく温かみのある人たちですねって言って頂きました。
‐舟井
スキル以外にも、何気ないコミュニケーションとかを褒められたのはすごく嬉しかったです。介護技術に凄い自信があるわけではないので、我流の部分もある中、自分が大事にしている”利用者様との会話や笑顔、親しみやすさ”とか、いつも心がけていることではあるので、そこを褒めてもらえたのが嬉しかったです。実技試験後に話しやすかったですとか言って頂いたときに、伝わっててよかったと思いました。
‐相川
スキルが良いにこしたことはないですけど、その前のお声がけや目線のとり方、例えば寝ておられる利用者様に対して、目だけを動かせば無理せずに私が見えるように、介助の立ち位置とかをいつも意識しています。そういう部分も見て評価いただけたのなら、さらに嬉しいです。
‐舟井
ゴールド試験は、ご家族に向けての説明がメインだったので、同行するヘルパーに対しての説明の仕方ではないというところが考えさせられました。もっとちゃんと説明すればよかったなと反省しています。
‐相川
テスト後に、いつもならあれもこれもしていたのになぁと思うことがたくさん出てきました。
‐舟井
同行するヘルパーだったら、少しは知識のある人たちになりますが、ご家族になると、これ何に使うの?など、まったくわからない0の状態の人にむけた説明をしないといけなかったんやなと反省ですね。

‐今回の試験を通して、得たものなどはございますか?

‐相川
筆記試験の勉強を通してやはり忘れていたことはたくさんありました。
‐舟井
それこそ、基本的なことですが介護保険の仕組は復習になりましたね。
‐相川
勉強を始めると実務を積んでいる分、頭には入ってきやすかったです。お互いで勉強の進捗を確かめたりしていたので、結果的には楽しく取り組めたのかなと思います。

‐まだ受験されていない方やこれから挑戦する方に向けて、試験のコツとかを教えてください。

‐舟井
様々な職種の方がいますけど、比較的有利なのは介護職だと思います。とりあえずは試しに受験してみたらとは思いますね。
‐相川
訪問よりも施設の問題が多いと感じました。施設経験がなかったのでイメージをもつのが大変でしたね。施設系のサービスを提供されている方はチャレンジされるといいかと思います。
‐舟井
私も在宅の訪問介護しか経験したことがないので、musubiやまちの家で今は少しではあるけど入浴のサポートをしているので、そこでの経験を活かして解答しました。
‐相川
筆記試験は記述式が多いので、解答を悩む時間をへらすため、とりあえず思いつくことをひたすら書いて、全部書き終わってから不安な解答を消していくようなやり方をしました(笑)
‐舟井
毎月実施している外部研修の高山先生の理念にも似ている部分もあって、”こうゆう声掛けしたらいいんや”とか研修で覚えたことが試験に活きました。普段の業務や研修で覚えたこととかをイメージしたら、合格も見えてくるのかなと思いますね。

今回お忙しい中、インタビューにご協力していただいた相川さんと舟井さん、本当にありがとうございました!お二人が日々の業務で取り組まれていることや、利用者様に対する想いがすごく伝わってきました。
ケアマイスター制度が初年度ということもあり、手探りでのスタートの中、日々の多忙な業務の中から工夫して時間をつくり、結果まで残されたお二人が改めてすごい!と思います。
今年度もケアマイスター制度は実施されますので、いきなりゴールドクラスまで合格したお二方の勉強法などを、受験される方は参考にしていただければと思います。


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