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喘息とアトピー⑨ 現状と使っている薬

前回から一気に20年以上飛んで、現状について話そうと思う。

まず、喘息はあれ以来一度も大きな発作を起こしていない。
時々は吸入器のお世話になっていたが、30歳を過ぎるころからそれもなくなり、月1回定期的に通っていた病院も、徐々に回数が減り、半年に1回ほどになっていった。
そして35歳くらいで、晴れて完治のお墨付きをもらった。
ただ、少しでも呼吸がおかしいと感じたらすぐに病院に来るようにとしつこいほどに念を押された。
完治とはいえ、呼吸器系が弱いのは一生ついて回るということだろう。

アトピーもよくなったり悪くなったりを繰り返しながら、
完治はしないまま共存している。
だいたい自分でコントロールできるようになったので、
病院に行くのは1年に2,3回となった。

使っている薬は以下の通り。
顔:キンダベート(湿疹が出たところ)
  アルメタ軟膏(赤みが強い湿疹の時)
  プロトピック(赤みが引いた後)
体:リンデロンVクリーム+プラスチベース(病院で混合したもの)
  ネリゾナクリーム(ひどいところのみ、一時的に)
頭:リドメックスローション


ステロイドとプロトピックの自分に合った使い方がずいぶん身についたこと、そしてとにかく保湿をすることで、昔のように急激に悪化することはなくなった。
季節の変わり目に湿疹が出ることが多く、塗り薬ではなかなかよくならないので、早めに病院に行って飲み薬などを併用している。
学んだのは、ひどくなる前に対処すること。

以前は冬の乾燥で悪化することが多かったが、保湿をしっかりするようになってから、そちらはかなり落ち着いた。
今は花粉の時期と5・6月ごろの春から夏に向けての時期が一番の鬼門。
ここを乗り越えて、半袖の季節を迎えられるかが治療のしどころとなっている。

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