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不妊治療を終えて

徐々に心構えができていたせいか、治療終了時も比較的淡々としていた。
「これで一生、子どもを持つことはないんだな」と感傷的にはなったが、
「やっと解放される!」という気持ちの方が強かった気がする。

かかった費用は漢方や鍼なども含むと、約600万円。
これがあれば家が建ったのに!(建たない)
何も残らないものに対しての600万円、
今でも惜しいと思うけれど、これだけかけてやり切ったから、
未練なく終えられたのかもしれない。

子宮筋腫は女性の3人に1人が持っていると言われ、
たいていの場合、妊娠に差し支えない。
でも、私のように多発性で再発を繰り返すタイプが稀にあり、
その場合は妊娠が難しいこともある。

もっと若いころにトライしていたら、とも言われたが、
若いころには夫に出会ってないし、
子どもを産めれば相手は誰でもいいわけではないから、
やっぱりこれが私の最善の方法だったのだと思う。
夫にとってどうなのかは不明だ。

なので、
◆少しでも不調があったら、婦人科に早めに行こう。
◆筋腫があって子どもが欲しい場合は、早めに病院に相談しよう。
◆結婚するときは子どもを授からなくても一緒にいたい人を選ぼう(お互いに)。
◆子どもを授かれない可能性のある人は、相手の意向を確認しておこう。

4つ目は、夫の意向をきちんと確認していなかった、私の自戒を込めて。
大事なことはちゃんと話し合っておこう(オマエが言うな)。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
明日からはその後の話などをもう少し続けます。

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