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仕切り直しの不妊治療 +α編

病院は決まった。
次に決めるべきは湯水のようにお金をかけていた漢方やらなにやら。

漢方は効果を実感できなかったこと、
なによりもう面倒な煮出しをしたくなかったことから、さくっと辞めることにした。

そして、不妊治療だけのための出費はやめようと決めた。
多分自分は妊娠できない。
どれだけ無駄金を使ったかと後悔したくない、吝嗇な気持ちが前面に出た決断だ。

鍼は続けてみようと思い、鍼灸医院を改めて探した。
不妊治療をしていること、でもそれだけじゃなくて肩こりや偏頭痛を治したいと相談し、月に2回通うことにした。
(不妊治療への効果は不明だが、長年悩んでいた偏頭痛が少なくなったのは行った甲斐があった。ただ、不妊治療をやめて定期的に行かなくなった途端、あからさまに手を抜かれるようになり、通わなくなってしまった)

もうひとつ、始めたのはストレッチのパーソナルレッスン。
学生時代から筋金入りの文系で、運動は苦手、
元々痩せていたことから油断に油断を重ね、
さらにホルモン治療などで太りやすいことを言い訳に、
いつしかムーミンに親近感を覚える体形に育っていた。
不妊治療を終えたときに、子どもはいないが自分は肥えた、
という事態を避けるには、運動が急務だ。
しかも私は集団の中ではサボる。
そこで逃げ場のないマンツーマンレッスンを選んだ。
(これは自分にかけたお金の中でもよかったこと3本の指に入る。今でも続けている)

自分にかかるストレスを整理し、新しいことも始め、
(リタイアしようとしていたくせに)
不妊治療に向けて、私はやる気満々だった。

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