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納得していまここにいるかということ

家事をして、買い物へ行ってきて、
おそめのお昼ごはんを食べて、
ひと息ついている。

“何だか私の書いたテキストは暗い内容が
多いな、もう少し明るい内容のものは
書けないのか”
そう思った。
明るい内容ね。
朗報もあるけれど、印象が強いのは東京在住の
医師の人が懸命に訴えている惨状であって
なかなか気持ちが前向きにならない。

*

ふと慕っている人にどんな言葉をかけるのが
ふさわしいか、想像してみた。

「幸せになってね」
思っていることそのまま。
あなたは幸せになるべき存在なのだから。
でもかける言葉とすれば、何か違う。

幸せを得るには時として運命というか
自分以外の力をかりる時もある。
すべて自力でまかなえない。
運をたぐり寄せる能力を身につけるなんて
話もあるけれど、現実的ではないし。
だからこの言葉は何となく具体的に
どうするかなどない、かなり抽象的な
ちょっと突き放した印象がある。

ならばと次に思い浮かんだのは、
「納得した人生を送ってね。」
これはもう少し他に柔らかい表現が
あるように思うし、
“んなこと言われなくたって
分かっとるわい!”
と人によっては逆に失礼になる時もある。
でも私が伝えたい内容は、これが一番近い。

十年はあっという間。
私はこの十年をあと何回経験出来るか
分からない。
そう思うと人生なんて一瞬で儚い。
それなのに自分の感情に蓋をしたり、
周りに遠慮したり、自分の意志を曲げたり、
もったいない。
自分はどうなりたいのかを真剣に考えて
やりたいようにやればいい。
あなたとしてのたった一度の人生だから。

私は真面目にやってこなかったので
かなりスタートが遅かったけれど
今はたぶん納得して生きていれている、
かな。


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