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「松村正直の短歌のコツ教室」第10回を受講

NHK学園が主催する「松村正直の短歌のコツ教室」の開講日。10月からのクールとしては全3回の講座の第2回目。ナンバリングとしては、(2月からの全5回の講座と7〜9月の全3回の講座も含めて数えて)第10回ということになる。

「気がつけば、もう10回もこの講座に参加しているのかあ……」と少し感慨深くなる。私のようにこの10回を受講し続けている方もいれば、本クールから受講を始められた方もいる。受講者のメンバーもそのうたも多種多彩だ。

講座の構成はいつものように、前半はあるひとつのテーマ・キーワードで集められた過去の秀歌を鑑賞し読み込むパート。後半は講座参加者が提出した短歌の添削のパート。

上に述べたように回を重ねてきたからだろうか、今日は添削パートの後の質問コーナーで、たくさんの、そしてかなり高度な質問がたくさん出された。

一度質問を終えた後でも、他の方々の鋭い質問と先生の回答を聞いていると、「ああ、その話ならば私も少し別の角度からもっとお聞きしたい!」となってしまった。

松村先生による、基本を大切にする細やかな解説や添削ももちろん勉強になるが、この講座は時に「短歌を詠む/読むとはどういうことか」というところにも踏み込んでいくようで、本当に楽しい。

相変わらず、短歌をうまく詠めない時期が続いており、今日の自作短歌もいまひとつではあったけれども、これだけの楽しい刺激をどうにか次回の詠草に活かしたい。

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