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どうして会社を創ったの? | よくある質問

(読む時間:4分程度)

 ご訪問、ありがとうございます。
ITコンサルティング会社「夢創IT株式会社」の代表の岩崎でございます。
中途採用でのご面談時に良く受ける質問にお答えするシリーズです。
今回は「なぜ会社をわたしが創ったのか?」になります。

回答

 クライアントからのご期待に沿えるために仲間集めが必要でしたが、その仲間達をまとめる箱として会社を創りました。ですので、創業当時は手段として創業した形になります。

どう言うこと?

 経緯とか、どのような考え方から創業したのかってことを時系列で並べてみますね。

個人事業主時代

 サラリーマンを2021年に辞めてから、2012年に個人事業主としてITコンサルティング業を始めました。
 初期は、コンサルタントというよりはIT・開発ディレクター的な役割でクライアント先に入りましたが、ディレクター以外にPMOやBPR、事業計画策定、チームビルディングなど多くのミッションを同じクライアントから頂戴して幅広くお仕事をさせてもらっていました。ご評価を頂戴して岩崎と同じような人材を追加できないかと、お話を何度も頂戴するようになりました。当初はビジネスパートナー企業と連携して、クライアントニーズにマッチする人材を探していたのですが、クライアントのスピード感にマッチした状態でご提案できない状況が続いていました。それでも信用してくださり継続してクライアントからはお声がけいただいており、大変にありがたいことで恐縮しまくりでした。

創業のきっかけと兆し

 そんな中、2014年に新たにクライアントとなるべく企業から岩崎直接指名でお話をいただき、かなりリソース的に厳しい状態になってきました。(お話を断れば良いじゃんって思われる方がいらっしゃるかと思いますが、何とかできる方法を考えるというスタンスですので、断る選択肢はありませんでした。それは今も変わっていないですが。。。)わたしと同じレベルで会話してクライアントにバリューが出せる人材を増やす必要があり、わたし自身で直接、仲間を探すなり育てるなりしていく必然性が出てきた状態となったわけです。それが2014年のセミが鳴く頃の時期だったと記憶しております。

決意

 クライアントにコミットできる状態で仲間を集め、かつ仲間やその家族、ステークホルダーに安心、信頼してもらうためには、どうしたら良いか?を考える選択肢の一つとして「法人化」が出てきました。法人化し、仲間にジョインしてもらうとなったら、ゴーイングコンサーンができるのか?将来的なことも加味した事業目的は何にするのか?株式会社/合同会社/合資会社のどれにするのか?事業規模はどれくらいになって、それに耐えうる資本金はいくらか?などなどなど。。。。多岐に渡り検討する必要がございました。事務手続き的なことも多々ありましたが、集まってくれた仲間を守れるのか?ゴーイングコンサーンができるのか?クライアントにバリューを提供できる法人になるのか?の3点で「できる」と判断できた際に、同時に法人化の決意をしたと言う経緯になります。

決意後

 法人化を決意後は、事務手続きをはじめとした準備や、クライアントをはじめとしたステークホルダーへの調整などを進めまして、2015年1月に創業するに至った形となります。事務手続き的なことは、これから法人化する方の参考になるように改めて別記事にしますね。

さいごに、法人化についての考え

 経緯をご覧いただいた通り、わたしは法人化することは何か目的を達成するための手段だと考えています。中途採用面談や外部の方とお話しする中で、たまに会社創りたいんです、経営者になりたいんです、って方がいらっしゃるのですが、会社創ってどうするんですか?経営者になって何を実現したいんですか?と、いつも問いています。会社を創ることが目的であれば30万円も用意できれば、登記上で会社は創れます。経営者も同じで、会社創ってしまえば自分が株主にも経営者にもなれます。それがやりたいことでしたか?
 決して、手段と目的を混同しないようにして欲しいものです。

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