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雨の日は槇原敬之さんの「雷が鳴る前に」を聴いて、せつなくも暖かい気持ちになってほしい

【雨の日は槇原敬之さんの「雷が鳴る前に」を聴いて、せつなくも暖かい気持ちになってほしい】

こんにちは!

夏もいよいよ終わろうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。

今年の夏って、なんだか雨がよく降ったなぁ、と思いませんか。

ちょうどオリンピックの閉会式のあたりから、1週間以上もずっと雨や曇りの日々が続いて、まるで梅雨みたいでしたよね。

それでね、、

そんなとき、私にはいつも心に浮かぶ曲があります。

槇原敬之さんの「雷が鳴る前に」

雨の日、特に雷が鳴り出すと、この曲を思い出します。

シングルではなくアルバムの曲なんですが、心に響く名曲なのです。

アルバム『君は僕の宝物』に収録されています。

そんなわけで今回は、この曲を紹介させていただきます!

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槇原敬之さんの「雷が鳴る前に」ですが、歌詞が絶妙で、胸にスーっと入ってきます。

歌い始めの次の歌詞を見てみてください。

突然雨が降り出して
僕のリュックと肩がにじんで
何だか急に君に
会いたくなった
駅前のTAXI乗り場は
明日の休み知ってる人達
笑顔の比率が高い
僕は明日も早い

いきなり物語の世界に引き込まれてしまいます。

夕暮れにふと寂しくなって、なんだかむしょうに好きな人に会いたくなることって、ありますよね。

しかもこの主人公は、明日は休日出勤なんです、、、

せつない

やっぱり休日出勤ってなんだかせつない。

そりゃ休日くらいゆっくりしたい!

雨、駅前、ふとした寂しさ、休日出勤……

そんなシチュエーションを、出だしのAメロの歌詞で見事に表現してしまう槇原敬之さん!

絶妙な歌詞、さすがです。

そして、Bメロの歌詞がまたグッと心をわしすかみします。

とにかく公衆電話まで行こう
確かコンビニが近くにあった
憶えたての君の番号
もうソラで言えるかな!?

あのね、、

今はスマホで、ワンタッチで相手に電話できてしまうけど、、

スマホがなかったときは、ちゃんと相手の電話番号をひとつずつ押して電話をしていましたよね。

それで、、

最初は紙を見ながら電話番号を押しているのだけど、電話する回数が増えてきたら、だんだん電話番号を覚えてきたりして、、

それがうれしかったりするのです!

最近、、

部屋でゴロゴロしながらスマホを見ている私は、そんな淡い気持ちが自分にも過去にあったことを、この曲を聴くと思い出します。

そしていよいよサビ。

サビでせつなさが全開になります!

だから雷が鳴る前に
僕の想いを全部言うよ
雨をよける傘よりも君が大切なんだ
こんなにびしょ濡れだけれど
雨やどりしている気分だよ
もう少しだけ 僕と話していて

なんて心のこもった胸をうつ歌詞なんだろう!

私もこんな気持ちになってみたい!

あなたはどうですか?

その人の声を聞けるのなら、雨に濡れてもかまわない。

びしょ濡れになってもまったく平気。

そんな大切な人はいますか?

そして、、

大切な人を大切にしていますか?

そんなことを考えさせられます。

せつなくも暖かい、槇原敬之さんによる永遠名曲です。

実は、「雷が鳴る前に」には、アンサーソングがあります。

それは、、

この曲の7年後にリリースされた「この傘をたためば」です。

シングル「ハングリー・スパイダー」のカップリングで、アルバム『Cicada』に収録されています。

それにしても、まさか7年も後にアンサーソングがリリースされるなんて夢にも思わなかったので、

当時、「ハングリー・スパイダー」のカップリングを聴いていて衝撃をうけました!

なぜアンサーソングと分かるかというと、次の歌詞です。

携帯電話を出して
ポケットに戻した
伝えたい言葉がいくつも
世間話に変わってしまうから
雷がひどかった
あの夜と同じように
屋根のない公衆電話から
もう一度話したい

まさに、「雷が鳴る前に」の主人公の数年後の物語ですね!

しかも今回は、携帯電話を出したけど、電話をせずにポケットに戻しています。

さすがマッキー!

絶妙な歌詞です!

こんな素敵な曲がカップリングなんて!

そして、サビ。

この傘をたためば
僕はびしょぬれの
君を好きだと思うただの男になる
この傘をさして
独りで行くと言うのなら
喜んで渡すよ
バカみたいに君が恋しい

考えさせられる歌詞ですよね、、

もし傘をたためば、、

相手のことを好きな気持ちしか残されていない、そんなびしょ濡れの私。

こちらの曲は、ジワジワと胸に染み込んできます。

それにしても、、

こんな素敵な曲がカップリングだなんて!

槇原敬之さんの楽曲は、すべて宝物のように輝いています。

良いときだけ守るような
僕じゃ君を愛せない
悪いときこそ君を守れる
僕じゃなきゃ愛する資格もない

私も、、、

その人が本当に苦しいときにこそ、支えられる存在になりたい。

というわけで、今回は雨の日に聴きたい曲として、槇原敬之さんの「雷が鳴る前に」、「この傘をたためば」を紹介させていただきました。

歌詞をかみしめながら、何度も繰り返し聴いてほしい。

せつなくも暖かい槇原敬之さんのピュアな心情を感じてほしい。


そして、、


あなたにとって、大切な人を大切にしてほしい。


■ 執筆者 : 松岡 学


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