音にソウルをこめて
音楽は人それぞれいろんな楽しみ方があります。
体でリズムを刻んだり、静かなメロディーに癒されたり、時には曲に心を動かされることも!
音楽を聴く人もいれば聞く人もいるし、自分で音楽を奏でる人もいますね。
僕も昔から音楽に触れる機会に恵まれていたこともあってか、大好きです。
聴くことはもちろん、自分で音を奏でることもできます。
音の奏で方はギターと自分の声です。(いわゆる弾き語り)
特に歌うことはとても大切にしています。
さらに言えば、言葉というものを大切にしています。
そう思うようになったのも僕に歌うことの楽しさを教えてくれた両親や音楽を始めるきっかけとなったアーティスト、そのほかのミュージシャンの方たちの存在があったからなのかなーと今となっては思います。
本当に恵まれた環境だったのかも!!!!!!!!
歌うときには言葉を大事に
うちの母は学生の頃合唱部でした。
その時に指導してもらった先生というのが今では合唱の世界では世界的に有名になった方らしく、とてもすごい人だったんだとか。。。
音楽室でピアノを弾きながらその先生が歌っていると運動場の端の方にまで声が届くほどの声量の持ち主で、とても鬼指導だったそう。
母の合唱部時代の思い出話で、流浪の旅という合唱曲の指導エピソードがあるのですが、とてもすごいです。
歌いだしのところピアニッシモで歌うのですが(確か・・・)、小さくささやくように歌うけど体育館のステージから後ろの方まで届く、響くような声で歌って!!!とか
どういうこと!?
そんな鬼指導を3年間受けてきた母から僕は歌で悩んだ時などにアドバイスをもらうことがよくあります。(結構頻繁に歌うこと教えてもらった)
そこでよく言われていたことがありました。
「”言葉”は大事に歌って」
特に、わたし、あなた、笑うなどの感情的な言葉、など・・・
その言葉というものは大事に歌うように言われました。
歌には言葉があります。
そこには作詞者の思いが込められていて、その意味を歌い手が声にのせて発信するのです。
簡単そうでなかなか伝えるというのは難しいものです。
そういうことを教わってたからか、僕は歌うときは言葉を、曲の思いを伝えるというのを大事に試行錯誤しながら歌っています。
思うように歌えなくて悔しい時もあるけど、それも含めて楽しい!!!
曲の思いを伝えるためには・・・
歌って感情移入するためにはどうしたらいいんだろう・・・?
いろんな経験を積む?
滑舌よくする?
歌唱テクニックをつける?
どれも大事ですよね。
だけど、最近になって思うようになったことは余裕をもって歌えているかというところが重要なんじゃないかなと思いました。
たとえば、自分とはキーが合わない曲(歌ってて苦しい曲)を歌うと歌うことに必死になって感情を入れ込む余裕なんてないですよね。
僕自身、キーが合わない曲を一生懸命歌って「どうだ!!!」っと思った歌より、自分の出しやすいキーの曲を歌ったときの方が心に響くと言われるし、安心して聴けると言われます。(母から)
だから、必死に歌わなくて済むようにしたがいいのかなと思います。
余裕をもって歌えるようになろう!!!笑
その方法の一つとして、ボイトレはお勧めします。
ヴォーカルトレーニングではなく、ボイストレーニングです。
自分の発声の仕方を見直すと驚くほど歌が楽しくなります。
ボイストレーニング・・・教室通うのもなぁ・・・
なんて思っているそこのあなた!!!!!
頑張れば家でもできます!!!!!
確かに、プロに指導していただく方が安心感はあるし、トレーニング環境も整っているからのびのびとできます。
だけど、歌手を目指しているわけでなければ家でするぐらいで十分だと僕は思います。
自主トレーニング
なに天狗になって偉そうなこと言ってんだこの野郎!!!!
・・・すみません、調子に乗りました(´;ω;`)ウゥゥ
だけど、これだけは言わせてください。
僕は家でボイストレーニングを9か月やっています。
まだまだ短い期間ですが試行錯誤しながらやっています。
ボイストレーニングの本をベースに動画を見て参考にしたり・・・。
さらに言えば、本を買って発声のメカニズムの勉強もしました(知識あやふやだけど)
その成果あって、ボイトレをする前の時に比べると発声がしっかりして、声量も、声域も広がり、余裕をもって歌えるようになりました。
トレーニングを始めた当初はとてもつらくて挫折しそうでしたが、音楽愛とちょっとした心の支えで頑張って乗り越えました。
それにボイストレーニングの効果は発声だけじゃないです。
姿勢がきれいになったり、さらには肩こりなどもなくなります。
深呼吸したら、本当に酸素が肺にたっぷり入っていくのもわかります。
深く息を吸うというのはこういうことかとびっくりします!!!
(なんか勧誘みたいになったけど、そういうのではない 笑)
始めは本当にしんどいけど、続ければ余裕をもってトレーニングできます。
ぜひ、ボイストレーニングの本を買ってそれを参考にやってみてください。
ちなみに、僕が持っている本を紹介
「ヴォーカリストのための全知識」
(中学生のころ、変声期に突入して発声がわからなくなったときに買った本)
一瞬でキーが2つ上がるボイトレ本 ←こっちをベースにしてる
尊敬する歌手の歌い方を真似てみる
この歌手と同じように歌えるようになりたいなー
そんなことよく思います。
それならオリジナル音源(CD)と一緒に歌ってみよう!!!
こういう練習方法実際あるんです。
レコードコピーという練習方法です。
いわゆる完コピ(物真似)です。
物真似というと悪く聞こえるかもしれません。
でも、物真似って悪いものではないんです(使い方によっては)
いいなと思うテクニック、これを真似して自分のものにする。
その真似て自分のものにしたテクニックが多いほど表現の幅が広がります。
テクニックを真似てみてその歌の凄さに気づかされることもあります。
それに、完コピすることで歌の細部まで聴き分けられるくらい耳もよくなるので是非試してみてください。
音にのせる思い
僕の歌うときの楽しみ方はその曲と一体化することです。
その曲に入り込めたら気持ちがいいですし、とても楽しいです。
さらに言えば、聴き入ってくれる人がいると幸せです。
僕の歌声で目を閉じて聴いてくれた人、泣いた人を目の当たりにしたときは本当にうれしかったです。
だけど、歌うことの楽しみ方は人それぞれだということもわかってます。
リズムに乗って歌うのが好きな人もいれば歌のフレーズが好きだったり。
好きな曲だから鼻歌を歌ってみたりとか・・・楽しみ方は様々です。
絶対に歌はこうでないと!!!ていう決まりはもちろんありません。
音を奏でる人が楽しむことができればそれが正解だと思います。
いつもと違う歌の楽しみ方をしてみたいと思ったとき、そうやって自分の歌声を極めてみるというのもありかなと思います。
極めることで新たな発見をすることもあって楽しいですよ!!!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
たぁくる
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