小説についてお知らせ

 今回は、小説についてのお知らせです。若干言い訳じみている気もしますが、楽しみにしてくれているフォロワーさんがいると信じて、現状を包み隠さず書きたいと思います。


推敲について

 実は、推敲については順調に進んでいるんです。ただそれは、ヒロインが登場しないシーン。前回のエッセイでも少し触れましたが、今回はミステリーを書いてみました。犯人役は自分を、被害者でもあるヒロインは親友のNさんを下敷きにキャラクターを作りました。
 近々Nさんと会う予定があったので、その時に彼女を元にしたキャラクターの登場シーンを吟味するつもりでした。Nさんに意見を求めたり、彼女の様子を観察したりしながら。
 しかしどうやらNさん、仕事が忙しいようなのです。もしかしたら会うはずだった予定が白紙になってしまう可能性が高いと、先日本人から連絡が来ました。もしそうなれば、小説の連載開始時期もずれ込みます。

ヒロイン=Nさんの理由

 じゃあヒロインの想定を変えて書き直せば? というご意見があるのは重々承知です。実際私もそれは考えました。しかしこの作品のヒロインは、Nさんでなければならないんです。
 なぜなら、この作品はNさんが発想させてくれたものだからです。犯人はドラゴン自身のキャラクターをモチーフに、と書きましたが、であればヒロインはNさん想定でないと両方のキャラクターがブレてしまうんです。要は私の実力不足ということです。
 なので会える予定がずれていくならそれに合わせて公開もずらしていきたいという気持ちです。一応全部完成はしていますが、ヒロイン登場シーンは(仮)というような状態なので、それを読者のみなさんに向けて公開するのは失礼だとも思います。なのでもしかしたら小説の連載開始時期が後ろにずれていくことをご理解いただけると嬉しいです。

 そして、これこそ私の私情でしかありませんがあえて表明しておきます。
 今回の作品で、ヒロインにNさんを投影する手法はやめるつもりです。
 前回のエッセイでも書いたように、私は女性キャラクターを創作することが苦手です。母以外の女性と関わった経験が極端に少ないのが理由でしょう。女性の心理というものがよく理解できていません。しかしこのままNさんに寄りかかり続けたら、私の作品のヒロインは全員同じようなキャラクターになってしまいます。だから今回で最後にすると決めました。
 だからこそ今回の作品では、Nさん成分満載のヒロインを描こうと決めました。そうです。私のわがままです。しかしその分、この作品が遺作になってもいいという覚悟で書いています。読者のみなさんには、気長にお待ちいただけると嬉しいです。もちろん待たせた分、いい作品を提供することはお約束します。なのでもうしばらくお待ちください。

 最後にNさんへ。
 今回のことは完全に俺のわがままだ。責任は感じないでね。むしろ「バカじゃないの?」って笑ってくれるくらいがちょうどいいよww

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