ジャニーズ作品を語る「NEWS LIVE TOUR 2022 音楽」本編映像

 みなさんこんにちは😃
 ドラゴンです🐲
 今回は「NEWS LIVE TOUR 2022 音楽」の本編映像について語ります。形態別の特典映像については、また別記事で語るのでそちらもお楽しみに!
※この先、ガッツリネタバレを含みますので、鑑賞予定の方は読まないことをおすすめします※

3人で作った初ライブ

 前回の「NEWS LIVE TOUR 2020 STORY」は、4人でやるはずだったライブを3人仕様にマイナーチェンジしたものでした。そういう意味では今回が「3人で作った3人の初ライブ」とも言えるものです。
「手越くんがいなくなったNEWS」ではなく、「新体制のNEWS」としての始動ライブであると感じました。

映画のようなライブ

 今回はコロナ禍ということもあり、まだ声出しに制限のあるライブでした(ツアーの途中で歓声が解禁になりますが、DVD化されているのはその前のもの)。
 そういう事情もあってか今回は、「音楽」というアルバムを原作にした映画を観ているようなライブになっているなと感じました。
 もちろんファンとNEWSが一体になって作り上げる部分もあるけれど基本は「お客さん=観ている人」というイメージで作り上げていったのかな、と。
 ここからは、そういったことを感じたシーンを振り返っていきます。

オープニング「TRIAD」

 オープニングでは、NEWSはステージに立っていません。ステージにいるのはバンドのみなさんだけで、NEWSは歌いながらステージに向かいます。
 昔から「ヒーローは遅れて登場する」という言葉がありますよね。声は聴こえるけれど、目の前にはいない。でも絶対に出てきてくれるわけだから、存分にワクワクできる。この演出も、少し映画的なものだなと感じました。登場時の歓声がないから余計にそう感じるのかもしれません。ツアーの最初から最後まで声出しOKのライブだったら、オープニングはまた違った演出になっていた気がします。

3人体制の「今」

 今回のライブのメインは「音楽」の収録曲と、収録範囲のシングルのカップリング曲でした。4人体制以前の楽曲は必要最低限、という感じがして少し寂しかったです。
 アルバムの曲は「パフォーマンス」よりも「歌」に重点を置いた曲が多いんです。なのでファンの方たちも「見る」というより「聴く」という感覚だったんじゃないかな? と思います。
 もちろん、昔の曲にもいいものはたくさんあります。メンバーもそれを重々分かっているから、20周年に合わせてファン投票をやったんだと思うんです。
 なので私はこう考えました。
「音楽」のツアーはNEWSの「今」を表現していて、次回のアニバーサリーライブで「今まで」を表現しようと考えているのでは? と。次のツアーではデビュー曲をはじめ、懐かしい曲もたくさん歌ってくれるのではないでしょうか?
「4部作アルバム&ツアー」を成功させたNEWSなので、アニバーサリーライブにもそういった仕掛けがあるのでは? そしてこのライブはそれのプロローグなのでは? 今からそんな妄想が止まりません。

Jr.ではないダンサー

 今までのライブでは、バックダンサーに後輩のジャニーズJr.をつけていました。ほぼすべてのライブでそうだったのではないでしょうか。しかし私は、ライブにJr.をつけることに100%賛成ではありません。
 理由としては、前回のツアーのように、Jr.の目立ち所が(NEWSファンとしては)不本意な形で作られる場合があることでした。
 今回のライブでは、バックに外部ダンサーをつけていました。その効果が一番表れたなと思った曲が「KAGUYA」です。
「KAGUYA」の時、バックダンサーの女性たちが顔を半分隠しながら出てくるんですね。その行為が曲のミステリアスさを高めているんです。

 仮にこのバックダンサーがJr.のメンバーだった場合、こういった演出は避けるはずなんです。ジャニーズにはJr.のファンクラブもあるので、バックダンサーのJr.を見たくてライブに応募している方もいるから。
 そういった状況で「顔を隠す」という演出をした場合、一部のファンは複雑だと思います。NEWSがメインのライブとはいえ、Jr.のファンクラブもあって募集もかけるわけだから。
 その点外部ダンサーを使うと、ダンサーがいい意味で「記号になれる」んだと思います。誰が踊っているかではなく、人が踊っているという事実が重要な場面は確実にあります。そして今回の「KAGUYA」は、そういう場面だったと思うのです。

小山くんソロ「Refrain」

 ここからは、ソロパフォーマンスについて語ります。
 小山くんのソロは、安定のダンスナンバー。グループでの曲はいい意味で「ジャニーズらしからぬパフォーマンス」が多いな、と感じていた中でのこの曲だったので、とても安心感がありました。
 同じようなことを前回も書いていると思うんですが、前述のように今回のダンサーはJr.の人たちではありません。その分「歌って踊るアイドルのライブ」という世界観ではなくなったような気がしていたんです。小山くんのパフォーマンスを見ていると、「NEWSは独創的だけど、やっぱり俺が好きなジャニーズの一員でもあるんだよね!」と再認識できるので好きなんです。

増田くんソロ「XXX」

 増田くんのソロ曲は、珍しく不良のような曲でした。歌詞はヴァンパイアをイメージした内容なのかな? と曲を聴いた時は感じていましたが、パフォーマンスはとても「音楽」を表現したものになっていました。
 まずはDJプレイ。ライブで披露したのは嵐の松本潤くん以来ではないでしょうか(違っていたらすみません)。私は嵐のファンなので、潤くんが開拓した道を進んでいこうと思ってくれた人がいたことが嬉しかった。しかも増田くんは、EDMやヒップホップといった「DJと縁の深い音楽ジャンル」に造詣が深い。彼ならばDJの道を極めてくれそうだな、とも思いました。
 歌唱に使うマイクに関しても、拡声器やレコーディングに使うようなマイク、オーソドックスなハンドマイクなど、多数使用されていました。アイドルとしてだけでなく、アーティストとしてもどんどん進化していくんだと楽しみになりました。

 加藤くんソロ「Agitato」は、帝王感溢れるパフォーマンスでした。前作までの舞台的な、立体的な演出というよりかは、映像で魅せるということを意識しているのかなと思いました。私が持っているNEWSライブの加藤くんソロ曲の中で、一番魅力的なパフォーマンスでした。正直、興奮し過ぎて少し記憶が飛んでおります。すみません笑

 ただ、ひとつしっかりと印象にあるのが冒頭です。
 イントロで、バンドの方が気持ちよさそうにギターをかき鳴らします。それを見て「弾き語りするシゲも久しぶりに見たいな」という気持ちになりました。楽曲制作もギターでやっているようなので、夢物語ではないと信じています。何より、ギターを弾いたことがある人は分かると思うんですが、久しぶりに触ると全然弾けないんです笑 でも、そうなってからもう一度弾けるようになると達成感がすごいんですよ! 私もその感覚を味わったことがあるので、加藤くんとも共有できたらなぁ、なんて考えています。

weeeek

 最後に、これは絶対語っておきたいポイントです。
 ラストの方で「weeeek」を歌うんです。この曲には、こんな歌詞があります。
大人になるってどういう事? 外面良くして35歳を過ぎた頃 オレ達どんな顔?
かっこいい大人になれてるの?

 この曲を歌った当時、メンバーは全員20代。今の私と同世代です。正直な話私も、自分が35歳になった姿は全くイメージできません。
 増田くんがラストのMCで「実際に全員35を過ぎてこの曲が歌える時が来るとは思えなかったから、この瞬間を迎えられて嬉しい」と語っていました。

 ここで少し、私の話を。
 私の周りに、大人は親と相談員さん(障がい者にとってのケースワーカーみたいなものです)くらいしかいません。お世話になってはいるけれど、カッコいいと思うかというとちょっと違う気がするんですね。
 私にとってのカッコいい大人とは、下の者には慕われ、上の者には信頼される、そしてそれがふとした瞬間に垣間見えるような人です。だから「カッコいい大人」というとジャニーズのみんな、というイメージでした。
 だからこそ大きな声で届けてあげたいです。「NEWSはカッコいい大人だよ!」と。

まとめ

 ここまで、いかがでしたでしょうか?
 今回ここまでで約3500字です。やっぱりNEWSのライブって、面白いし感動的だから筆が進むんですよね。
 次回の記事では、各形態別の特典映像について語ります。現状、初回盤の特典だけ見ました。メモの内容を見ると、そちらも書きたいことがいっぱい。長くなると思いますが、ぜひお付き合いください!

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 また次回の記事でお会いしましょう!

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