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秋元陽来 インタビュー! 「自分の想像を上回る楽曲を作れない限りは、リスナーの想像も超えられない。」 この秋にフルアルバムリリース予定の「秋元陽来」が自身の作風やこれからの活動について語る!

2021年8月20日に待望のニューシングル「作家志望」をリリース、また、2021年9月1日にその曲のMV「作家志望」をリリースした男性シンガーソングライター「秋元陽来」(アキモトヨウク)のインタビュー

「自分の想像を上回る楽曲を作れない限りは、リスナーの想像も超えられない。自分が驚く作品を生み出せたら、活動はさらに楽しくなる。」

この秋にセルフタイトルアルバム「秋元陽来」をリリースする予定の「秋元陽来」に、自身の作風やこれからの活動などについて語ってもらいました。


<まず、簡単に自己紹介>
—— まず、「秋元陽来」をまだご存知ないリスナーに、自己紹介をお願いします。

秋元陽来(以下、「秋元」) 神奈川県川崎市出身、26歳の秋元陽来と申します。作詞作曲して、1人でポップスをやっています。

—— 2021年8月20日にリリースしたばかりの最新作(シングル「作家志望」)に関して、ご紹介いただけますか?

秋元 違う人物を演じてみたいというきっかけがあり、「作家」が特に憧れている職業だったので、「自分が作家を目指していたら」という視点で曲を書いてみよう作った作品です。
2021年9月1日には、そのMV「作家志望」も配信リリースします!

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ニューシングル「作家志望」

サムネイルMV_秋元陽来_作家志望750

MV「作家志望」

<アーティスト活動の動機やきっかけ、今までの活動について>
—— アーティストとして創作や制作などの活動を始めた動機やきっかけは何でしょうか?

秋元 大学受験を浪人したことですね。1年間の浪人生活を経て、誰かに伝えたい言葉がたくさん湧いてきたので、音楽制作を始めようと思った次第です。現役で希望の大学に入ることができていたら、教職になっていたと思います。

—— アーティスト活動開始までは、どのような環境で、どのように音楽に親しんできたのでしょう? 元々はどんな音楽が好きでしたか? 今も、そのときの影響はありますか?

秋元 幼少期より、両親はテレビで流行った楽曲をたくさん聴かせてくれました。自分でも、カセットやMDに当時好きだった曲を入れていた記憶があります。
初めてお小遣いで買ったCDは、ORANGE RANGEのベストアルバムです。小学6年生の頃でした。同時期にスキマスイッチやコブクロなども聴き始め、好みのアーティストができてきました。だから自分の音楽のルーツはJ-POPだと思いますし、やはりそのときの影響が強く、今やっているのもJ-POPであるという認識ですね。

—— アーティスト活動開始ころから現在まで、どのような活動が主でしたか?

秋元 活動開始したころは、川崎や蒲田、鶴見などで路上ライブをしていました。ただ、自分は弾き語りで勝負するタイプのアーティストではなく、オケの制作を通じて多様な表現をしたいと当時から思っていて、徐々にDAWソフトを触り始めた次第です。演奏する場所も、ライブハウスやバー、スーパー銭湯など、さまざまな舞台を経験させていただきました。現在は、楽曲制作とネットを通じた配信が主な活動ですが、折を見てライブもしたいと思っています。


<自身の音楽について>
—— どんな音楽作りをしていますか? どんなところに気をつけていますか? 制作での楽しい点や工夫している点はどんなところですか?

秋元 自宅のPCで楽曲を作っています。しかし、全てのパートが打ち込みというわけではなく、ギターとベースは実際に弾いています。「弾ける楽器は弾く」という方針で、実演奏特有のグルーヴを生み出すことを意識しています。
僕はまずドラムの音を聴きながら曲を作ることが多いのですが、ビートのパターンや音色を変えるだけで、予期せぬ雰囲気の曲が生まれることもあり、そんな時はとても楽しいですね。大事にしているのは、各トラックのフレーズや音色に意図を持たせることです。聴く人にもそれが分かってもらえるような工夫をしています。一方で、無意味に音を重ねてしまわないように気をつけています。

—— どんな音楽を目指していますか?

秋元 基本的な音楽性はポップスだと思います。ただ、ファンやリスナーの方々には、「秋元陽来」は、常に「何をしてくるかわからない」と思わせる、そんな音楽を作りたいです。

—— メロディ重視かリリック重視かと聞かれたら、どちらだと答えますか?

秋元 作詞作曲をする際には、もちろんメロディ、リリックのどちらも重視していますが、強いて言うと、現状、メロディ:リリック = 6:4くらいでメロディを重視しています。しかし、これは、どちらに自信があるかと聞かれた場合、「作曲のほうに自信がある」という意味くらいの感じでしょうか。


<アーティスト「秋元陽来」の現在と未来について>
—— 「秋元陽来」ならではと思うことは何ですか?

秋元 自分で言うのもちょっと恥ずかしいですが(笑)、真面目で親しみやすいところでしょうか?

—— これから、どのようなアーティストを目指していきますか?

秋元 「図書館」のようなアーティストになりたいです。

—— その、秋元さんがおっしゃる「『図書館』のようなアーティスト」というのは、どういう意味ですか?

秋元 「図書館」というのは、さまざまなジャンルの本がいっぱい集って、いろんな人々を待っている場所だと思っています。また、人々に社会のさまざまな部分を覗かせている場所だとも思っています。
その意味で、自分としては、「図書館」のように、いろんなリスナーに人間のさまざまな部分だって覗かせるような、そんなアーティストになりたいです。例えば、喜怒哀楽、心の綺麗なところや汚いところ、他者への視点、時代への視点などといった、さまざまな部分に、リスナーに気軽に触れてもらうことが出来て、それでいて、聴きやすい音楽を提供できれば素晴らしいと思っています。
そういう気持ちを抱きつつ、自分が作る楽曲の歌詞についても、今後はもっと時代を批判的に切り取れるようになりたい、風刺的な側面を際立たせたい、と思っています。いま制作中のアルバムにも、ややそのような傾向が含まれています。

—— なるほど! それでは、ご自身は、これから「秋元陽来」の音楽をどんな人に聴いてもらいたいですか?

秋元 強いて言えば、ちょっとひねくれた性格の人に聴いてもらいたいです。
自分がそういう人間だと思っているので、似たような人に共感してもらえたら嬉しいですね。
もちろん、ちょっとひねくれた性格じゃない性格をお持ちの老若男女の方々にも愛してもらえたら、この上なく最高です!

また、王道だけれども、誰にも真似できない音楽をやっていますので、新しく「秋元陽来」を聴くリスナーの方々には、その点を覚えておいてほしいと思います。


<今後の活動について>
—— 今後の活動についての意気込みなどあれば、お教えください。

秋元 まず、ライブをしたいですね。どのような形態で実施すればより上手く僕の音楽を表現できるのか、考えているところです。近いうちにやりたいと思っているので、楽しみにしていて下さい!
もう一つは、制作においてもっと自分を驚かせたいです。自分の想像を上回る楽曲を作れない限りは、リスナーの想像も超えられないと思っています。それに、自分が驚く作品を生み出せたら、活動はさらに楽しくなる、だから、今後も自分に期待して進んでいきたいです。その過程で、たくさんの人に出会えたら嬉しいです!そして、もっとたくさんの人に「秋元陽来」の音楽を聴いて楽しんでもらえたら嬉しいです!!!

—— ニューシングル「作家志望」をリリースした直後で気が早いかもしれませんが、今後のリリース予定があればお聞かせください。

秋元 今秋にフルアルバム「秋元陽来」をリリースします。今までの自分から心機一転、気持ちを新たにして、制作を進めています。
アルバムのタイトルをセルフタイトル「秋元陽来」とするのは、「これが新しい『秋元陽来』だ!」と言えるような、そんな新たな一歩踏み出す気構えを示す意味を込めています。
言わずもがなですが、多くの良い音楽が存在する中で、ひときわ目立つ良い音楽を提供しようと思っています!

—— フルアルバムをリリースされるのですね。楽しみにお待ちします!
本日は、このあたりで失礼いたしますが、今秋のリリースの時期に、そのアルバムについて、またいろいろとお聞きしたく思います。ありがとうございました。


(2021年8月)

【ニューシングル「作家志望」の試聴はこちら】

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