偏向的音楽男

昭和音楽をこよなく愛する20代の至極自己満足度の高い音楽noteです。多少の音楽知見(…

偏向的音楽男

昭和音楽をこよなく愛する20代の至極自己満足度の高い音楽noteです。多少の音楽知見(音楽理論、コード論、歌詞論etc.....)はありますので、皆様に楽しんで頂けるような投稿をめざして行きます。

最近の記事

髙橋真梨子という人

本稿は、for you...、ごめんね...、桃色吐息、五番街のマリーへ等々歌謡ヒットを飛ばしたシンガーである髙橋真梨子さんについて話していこうと思います。 真梨子さんといえば、2022にラストコンサートを開催しましたが、ファンからの熱い声に答え本年にアンコールツアーを開催することを発表しました。またあの歌声が聞けるとなると、筆者も参戦しなければと思うに至る今日このごろです。 さて、真梨子さんといえば歌謡曲というような印象持つ方も多いかと思います。しかし、筆者

    • 皆、人生は素人につき

      人生を舞台にした壮大なスケールの楽曲というものはこの世に無数とあります。また、人生を唄う中で苦労や後悔、想い出や懺悔、慕情や絶望など様々なテーマで唄われています。前稿で語ったユーミンは、人生観を大きく唄うようなことは少ないですが、「人生の中からある一場面、特に恋愛のワンシーンを切り取ってドラマチックに演出する。」といったやり方をとります。 例えば、1979年リリースのアルバム「悲しいほどお天気」は詩のカメラワークの妙が際立っています。1曲目収録の「ジャコビニ彗星の日

      • ユーミンとプロコル・ハルム

        さて、本稿は日本ポップ&ラブミュージックの女教祖とも言わしめる荒井由実(松任谷由実)について論じようと思う。しかし驚くことに、現代では「荒井由実」と「松任谷由実」が別人であるという認識の若者も少なくは無い。(ただ筆者が驚きなだけ) 日本音楽会に突如として現れた天才ユーミンは、当時19歳の女子大生であった。デビュー年は1972年であるが、作家としてのデビュー年はなんと1971年、つまり高校3年生にして作家デビューをしている。作家デビューとしての作は、加橋かつみの「

        • 御挨拶

          2023年も残すところあと少しとなる12月に、「自己満足度の高いブログめいたもの」「偏向的音楽趣味人間にとって居心地のいい発信場」もといnoteという素敵な発信場をやってみようと思いつきました。 さて、振り返れば2023年は音楽芸能界のベテランたちが次々と倒れた年でした。私めは御歳20代の若造でありながら、拝聴する音楽は 「松任谷由実、中島みゆき、山下達郎、大貫妙子、、、」といった同学年生と全く話が合わないラインナップなのです。そうともなれば、今年のようなベテラン

        髙橋真梨子という人