髙橋真梨子という人
本稿は、for you...、ごめんね...、桃色吐息、五番街のマリーへ等々歌謡ヒットを飛ばしたシンガーである髙橋真梨子さんについて話していこうと思います。
真梨子さんといえば、2022にラストコンサートを開催しましたが、ファンからの熱い声に答え本年にアンコールツアーを開催することを発表しました。またあの歌声が聞けるとなると、筆者も参戦しなければと思うに至る今日このごろです。
さて、真梨子さんといえば歌謡曲というような印象持つ方も多いかと思います。しかし、筆者はもっぱら「ジャズ、ブルースの名手」として認識しています。そこで、今回は真梨子さんの名ジャズ、ブルース曲をご紹介したいと思います。
Forestに収録されている「ブルースを聞かせて」これが痺れます。巧みなビブラートが魅せる大人の名バラードです。歌詞にある通り、ぼーっと1人の夕暮れに聞きたい、、そんな名曲です。
お次に紹介する曲は、まさにジャズ。このジャズの独特の間をグルーヴ感満載に歌える歌方はそう居ません。それが、モノローグに収録されている「裏窓」という曲です。
煙たくじっとり湿度さえ感じてしまう、、そんな雰囲気漂う真梨子ジャズの隠れた名曲です。個人的に真梨子さんは、アメリカンジャズが非常に似合うシンガーだと感じます。その要因として、お父様がジャズ奏者だったということもあり、常にジャズが身近なものだったのでしょう。
さらに、真梨子さんは日本人として、ジャズの聖地カーネギーホールで前代未聞の3度公演を行っています。その3回目の公演にあたる2016年、ステージであの名曲をカバーしています。
アメリカンジャズ(ニューヨーク)の名曲、BILLY JOEL「New York State of Mind」になります。
カーネギーホールでは、ラストを飾ったこの曲。歌唱後割れんばかりの拍手に包まれた真梨子さんはさぞ感慨深い心境だったと思います。
原曲忠実なアレンジで、メロウに歌う真梨子さんの歌声に痺れます。真梨子さんの歌を聞くと、美味しいお酒が飲みたくなる、、筆者だけでしょうか?笑
さて、20代が綴る内容ではない気がしますが笑本稿も次の曲を紹介しておしまいとさせていただきます。是非とも、ラストコンサートのチケットを取りラストの歌声を耳に目に焼き付けて来ようと思います。参加した際には、コンサートの感想なんてものも綴ろうと思います。
おしまいの曲は、もう一曲ニューヨークにまつわる名曲になります。しつこいようですが、ここまでジャズブルースを違和感なく歌えるジャパニーズシンガーはそうそういないと思います。今年のコンサートがラストなんて言わずに、これからもメロウで素敵な曲達を歌い続けて欲しいものです。
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