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物語が生まれてくる場所

友人が旅先で裏磐梯を訪ねた写真をアップしていて
それで急に思い出したんですよ。

大学時代に行ったことがあるんです。
森の中のかわいいペンションに1泊して
五色沼を歩きました。

裏磐梯はこんなところです。


その時は想像もしませんでしたが
その旅の記憶が結果的に、一つの作品を生み出すことにつながりました。

シオンのスピリチュアルファンタジー・シリーズ第2作
『火の門 遠い記憶へ還るとき扉は開かれる』
という中編が、それです。

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あの土地の持っていたエネルギーが結果的にひとつのイメージに代わって
それが引き金というか土台になって物語が形作られていきました。

それがどんな過程を経て結晶していったのかまでは
さすがにもう覚えていないけれど。

物語の種は心の奥深くにあって、普段は意識に上らないような
ぼんやりと仄暗いイメージの世界で眠っているのでしょうか。

それが、何かのきっかけで目覚めて
ふわ~っと意識の中に浮上してくる。
そんな瞬間が確かにあります。

それをうまく捕まえて言葉と言う形を与える。
それが物語を書き始める第一歩なのかもしれませんね。

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