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「自分は○○じゃない。自分は自分だ。」という意識。

今日何気なくNHKを見ていたら、「こえだのとうさん(STICK MAN)」というアニメーションをやっていた。

大きな木の家に、小枝の家族が暮らしている。小枝のとうさん、かあさん、こどもたち。ある日、小枝のとうさんが散歩していると、犬に追いかけられて銜えられてしまう。それを人間の子どもが拾って、今度は棒として川に投げられてしまう…それを白鳥が拾って、巣の材料にしてしまう…そうやって流れ流れて、大きな木の家からどんどん離れてしまって…果たして無事に大きな木の家に帰れるのか?というお話。

話の中で、何度も「僕は棒じゃない。小枝のとうさんだ!」「僕はバットじゃない、小枝のとうさんだ!どうして分からないんだ!?」と言っては逃げ出していく。なんだかその「僕は○○じゃない!小枝のとうさんだ!」という言葉がとても印象的だった。棒もバットもマストも、巣の材料も全部「それは自分ではない」と言っているんだなと思って。だから本当は「とうさん」という訳は適切ではないのかも知れない。「とうさん」というのも役回りの名称だから。「STICK MAN」だからね。きっと「私はSTICK MANだ」って言ってるんだろう。そう考えると、とても深いよね。「僕は雪だるまの腕じゃないし、ブーメランでもない、マストでもないし、バットでもない。僕は僕だ!」そういう意味なんだろうなと思って。

そしてついに、「君は小枝のとうさんじゃないか?僕のお友達」そういってとある人物に拾われて助けられ、自分のHOMEである大きな木の家に帰っていく。

誰でも自分のHOMEってあるんだろうと思う。単純に家ということではなくて”自分の居場所”の象徴があの大きな木の家なんだろうなと。

HOMEにいると、周りも自分も幸せだけど、HOMEでないと、寂しくて大変な目に遭って、苦しい。だからあなたのHOMEに居ようよ。あなた自身で居ようよ。…そういう話なんだろうなと思った。


クリスマスらしい可愛いお話しだったので、興味あったら見てみるといいかも。アニメーションも可愛らしかった。


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