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オンライン作曲(楽典)レッスンのご案内

はじめに

music chocolateの各種オンラインレッスン(楽典、作曲)では主に成人女性を対象としております。学生や成人男性のレッスンは承っておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

オンライン作曲(楽典)レッスンのご案内

ツイッターを始めた初期の頃から繋がっているフォロワーさま限定で、6月から音声のみのオンライン作曲、楽典のレッスンを始めています。

レッスンを受けて下さった方々から思いがけずご好評頂き、私自身もレッスンをさせて頂いた感想として、何らかの理由で作曲に苦手意識を持ってしまった方や、やってはみたものの出来なくて諦めてしまった方、また演奏解釈の幅を作曲家の目線に立って深く学びたい方などに、地に足をつけた基礎作りから作曲家の目線を知るレッスンを是非一度体験して頂きたいなと思い、この度作曲に興味のある方、作曲を一から学びたい方のところへ届くよう、広く呼びかけてみることにしました。

music chocolateの作曲レッスンの内容

①作曲プレレッスン(全3回 6000円 各40分程度)
作曲経験はないけれど作曲に興味のある方へ。
また、作曲初級コースのレッスンを受ける前のプレレッスンとして全3回(40分程度)で作曲をする目線を知る為の内容を伝えます。
ピアノ演奏の技量は問いません。
「きらきら星」の楽譜が読めて両手で弾ける方、同程度の楽譜が書ける方、または楽譜は書けない(書いたことがない)けれど演奏なら可能な方でしたらどなたでも受講可能です。凄く楽しいです。

②初級コース(ワンレッスン制 1時間 3000円)
独学や自己流であっても一度でも曲を作ったことがある方、またプレレッスンを受けて下さった方が対象です。
一緒に作曲家の目線に立って分析、模倣課題を書くことをメインにレッスンします。今も残る素晴らしいピアノ作品を沢山模倣をすることが作曲の基礎を作る大事な土台となります。自由作曲をレッスンすることも可能ですが、初級では模倣課題を沢山こなすこと、楽曲を知ること、楽譜を自分の手で書くこと、そして書いた曲を自分で演奏することがメインです。
*模倣課題楽曲例
ルクーペ「ピアノの練習ABC」
ブルグミュラー「25の練習曲」
ギロック「叙情小品集」など

③中級コース(ワンレッスン制 1時間 5000円)
中級コースは自作曲がメインのレッスンです。曲を作ることに慣れている方や沢山の作品を書いてきた経験のある方(具体的には音大作曲科卒の方、作曲を習った経験のある方、作曲経験が5年以上ある方、自作曲が30曲以上ある方などいずれかに該当する方)に、違う角度からの提案や考え方のアドバイス、構成や音の配置の仕方、また演奏者に親切な楽譜の書き方など、私が日頃から作曲をするときに気をつけていること等を伝え、そしてより深く共に考察しながら曲の完成までを導くレッスンをします。
こちらも自分の手で楽譜を書き、作った曲をピアノで弾くことを目的としています。

以上がmusic chocolateの作曲レッスンの内容です。
いずれも完全音声のみのオンラインでレッスンが成立しています。

また、楽典のレッスンは1時間¥3000
初回は半額で体験していただけます。

レッスンを受けて下さった方々からの感想

プレレッスンを受けて下さった方々から受講後の感想を届けて頂いたので4つご紹介します(掲載許可頂いています)

ピアノ講師の方
「3回が終わって今までなんとなくこうかな?と思っていたことが間違いではなかったと分かってスッキリしました。
分析などの本に書かれている言葉をそのまま受け取るのではなく「なぜ?」を考えることでこれだけ分からせてくれるってすごいなと、目からウロコでした。
自分には出来ないと苦手意識がある中でも「作ってみよう」と思えたし、こんなに楽しくこんなに凄い!と思えるレッスンは今まで他に受けたことがなかったです。
大先生の講座を聞くことも勿論勉強になりますが、ここまで分かりやすく「作曲とは何か」「音楽とは何か」を教えてくれるレッスンは他に無いと思います。
音楽をやるにあたって自分と向き合って音にするという経験は全員必須です、必須!
私もピアノにおいて生徒たちに向けて、こういうレッスンがしたいなと思います」

ピアノレッスン歴約15年の方
「1,2回が終わって宿題を書く作業をしているときがとても楽しかったです。
宿題のお手本は両手が書いてある楽譜(モーツァルトのきらきら星変奏曲)なのが助かったし、やりやすくて良かったです。
例えると塗り絵をしている感覚。
いちから絵は描けないけど、塗り絵だったら自分の好きな色で塗れる、そういう感覚でした。
もし、間違ったことをしてもchocoさんならそこから教えてくれるだろうなという安心感、どんなことでも学びに変換してくれるだろうという信頼感。作曲家の目線を学ぶことで音楽の視野が広がるという意味がよく分かりました」

ピアノ歴20年以上の方
3回のレッスンそれぞれの回で新鮮な発見や驚きがあり、とても楽しかったです!
楽譜をじっくり見て、「作曲家はなぜこういう曲にしたのか」を想像して具体的に書き出してみると、曲が今までより鮮明に見えてくる感じがしました。
自分で作るときは、テーマとしたものに対して、自分が何をどう感じてどう関わっているのかを考え、そこからリズムや音を選ぶ、という作業にワクワクしました。
「作曲は思いつきではなく、作り方がある」とchocolateさんがおっしゃっていたのはこういうことなのか!と目からウロコでした。
そういう体験を通して、「曲を作る」ということの面白さだけでなく、音楽を聴いたり弾いたりするときの新しい視点をいただいたレッスンでもありました。これからの音楽が楽しみです。どうもありがとうございました!

演奏家歴15年の方
3回のプレレッスン、ありがとうございました。
これまでに分析のレッスンはたくさん受けて練習しアレンジも行ってきたけれど、作曲となるといつも途中で頓挫していました。何かが自分に足りない、もしくは気づけていないとずっと考えていました。
そんなときにmusic chocolateさんのレッスンに出会い申込みをさせていただきました。
対話を繰り返し、ひとつの曲をつくりながら「曲を作るということ」の根幹の部分を教わることができました。プレレッスンの期間、日々作曲や音楽のことを考えていてそしてあるとき、自分に足りなかったのはこれだ!と急に気づく瞬間がありました。これから先の作曲や演奏、音楽活動にとても活きてくると思います。
また、music chocolateさんのお話はすとんとわかりやすく寄り添ってくださるのでとてもリラックスして受講することができたし、一方通行ではなくて対話することができたのも自分の学びに繋がりました。本当にありがとうございました。

オンラインレッスンを受ける流れをご説明します


オンラインでの作曲レッスンを受けてみたいなと思われましたら、まずTwitter(エックス…)の@musicchocolate6のDMか、music chocolateのメールアドレス(chocolat1music2@gmail.com)へご連絡ください。
「オンライン作曲レッスン受講希望します」「楽典のレッスンを受講希望します」等、件名や文章の頭にいれて頂けると助かります。早急にお返事致します。


レッスンを始める前にお互いのオンライン環境の確認を兼ねて、日にちと時間を調整して30分ほどお時間を頂き、レッスンについての詳細などをお伝え出来たらと思います。
現在受講して下さっている方々とはzoomやインスタグラムの電話機能などでオンラインレッスンを行っています。
この中のいずれかの環境があることが望ましいですが、別の方法でのオンラインのご提案がありましたらお伝え下さい。


日時を合わせてレッスン開始です。
レッスンの24時間前までに「ストアーズ」のmusic chocolateオンラインショップ内にあるレッスンチケットでレッスン料をお支払い下さい。
(②でレッスン成立となりましたら改めてこちらからURLをご案内させて頂きます)
もし思っていた内容と違う場合や、声だけのオンラインレッスン自体に不安、不満がある等、レッスンを開始せずに断る場合は遠慮無く仰って下さい。(メールでのお断りでも大丈夫ですのでお気になさらず…)
レッスン時間数分前になりましたらこちらから立ち上げ、メールやDMにてご連絡します。


楽典レッスン、作曲初級コース、中級コース共にワンレッスン制ですので、レッスンが終わる度に次のレッスンの予定を決めていきますが、初級コースではまだ作曲をすることが習慣化されていないので、レッスンの間隔が1ヶ月は空かない事が理想です。(あくまで理想です。生活を第一優先にして頂いて大丈夫です)
中級コースの場合は月一のレッスンでも可能だと思っていますが、なるべく間隔が空きすぎないのが理想です。

レッスンの流れは以上です。

以下余談

作曲って、しなくても全然困らないので、大人の場合は生活もありますしコンスタントに続けるには難しい面が多々ありますよね。
それは私も充分理解しています。
やる気!学ぶ意欲!そして大事なのが環境と条件。
ピアノよりも作曲って、なかなか長くは続かない分野ではあるのかな、と思います。

それに加えてレッスンを受けてすぐに何か目に見える効果があるわけではないですし、作曲を学ぶことに意味があるのか?世の中には独学で才能あふれる作品を作る人が沢山いるというのに、また習得したといえる状態になるにはひたすら勉強を積み重ね続けていかないと難しいにも関わらず、学んだからといって傑作が書けるとも限らない。厳しいですね、評価が聴き手に左右されるので。そういう意味で作曲って音楽の中でも特に難しい分野だと思っています。

世の中にびっくりするほど沢山いらっしゃる「曲が天から全部降ってくる」といった特別な才能に恵まれた民では無く、とにかく基礎から曲を作るやり方を繰り返し学ぶことでどうにかこうにか作曲をしている民である私にとって、作曲とは全く簡単なものではなく、思いついて書けるものでも無く、今でもその難しさや音楽の奥深さに打ちひしがれるときがあります。
なんでこんな大変なことやってんだろ、って。(身も蓋もない…)

でも、なんでやってんの?
それは音楽を通した自分の声として、音楽を通した自分の感覚として表現する方法が作曲より他にないから!
自分対音楽の間にもうひとりいたら成立しないんですよ、自分が表現したい音楽が。
だから自分で作ってます。それだけです。

こんな感じ。

私が作る音楽は聴いていて楽しくなるような音楽ではないのです。
楽しいテーマでは書いていないので。
自分が音楽を通して表現したいものは決して聴いて楽しい、聴いて感動するような音楽ではない。
でも表現したい。
そしてそれを自分で演奏して形にしたい。
そういう欲求がずっとずうっと消えずに自分の中にあるんです。
たとえ万人に受けなくても、誰かに要求されていなくても、私は私のためだけに作る。
そしてそれをたまたま聴いて下さった方の中のほんの数人、たった一人だけでも何かを感じてくれた人がいたならもうそれだけで良いんです。

そんな作曲苦労人の私のレッスンを受けて「作曲ってこういうことなんだ!」と知って頂けるだけでもめちゃくちゃ嬉しいわけです。
それに、自分が苦労したのでレッスンを受けて下さる方の最初の苦労がもう手に取るように分かるんですよ。苦労に共感出来るんです…ホント大変だったので…!涙
これは作曲をメインにレッスンしたから分かったこと。
苦労した事って人に教えられるんだな、って。
今から学ぶ人たちに同じように共感しながら教えられるっていいな、って。

正直私はピアノはなぜか最初から出来ることが多く、最初の苦労を殆ど知らないので教えるなら教えるための勉強をしないと出来ないと思っています。

しかし!作曲は、本当に大変でした!
自分で言うのもなんですが、とーーっても苦労しました!
いや、今でも大変だし今でも苦労します。
でも、好きなんです、曲を作る事が。

そんな苦労人が伝えるプレレッスン、非常にオススメ、だそうです!
苦労せずとも理解できるように考えた内容でとても楽しいそうですので!
作る曲は楽しくない曲でも、レッスンは楽しい!とのことです♪(受講者の声より)

ちなみに、プレレッスンを受けたからといって初級コースに進まなくてはいけないわけではないのでご安心下さい。こちらから一切勧誘みたいなことは致しません。やはりその先を続ける覚悟のある方、その先のレッスンも自分に必要だと思って下さる方、また続けられる環境にある方にレッスンを受けて頂きたいのでプレレッスンのみの受講、全く問題ありません!むしろプレレッスンだけでも受けて頂きたいです

そして作曲レッスンにありがちな(多分ありがちな気がするのだが)
「じゃあ好きにメロディー作ってみて~」
「それに伴奏つけてみて~」
的なレッスンは私はやりません。
なぜならそういうふうに作曲を習ってきていないからです。
その前の段階でやるべきことがあります。
それをやる度、作曲って自分を知ることなんだなと痛感しております。

そしてこれもやらないので先にお伝えしておきます。
作曲レッスン中に音楽理論を覚えさせること!
これ、やりません。
なぜなら、私の中で作曲と音楽理論がイコールにはなっていないからです。
そういったアプローチをせずとも、作曲は出来ます。
(ただし壁がくるまでは)

とにかく「楽しい!」だけにフォーカスしたレッスンをして、一緒に創作や音楽を知ることのレッスンを楽しみたい、そういうレッスンなら私も楽しんでレッスンが出来る!
やっぱり何事もまず最初は楽しくなかったら続かないですよ。
楽しさってすっごく大事です!

「いや!私はちゃんと理論という側面から作曲を学びたいです!」という志ある方はそういう教え方をして下さる先生のところで学ばれると良いかと思います。きっと沢山いらっしゃいますので…。

また、既にピアノを教えている先生や音大の演奏学科出身で作曲の経験がない方、長年音楽に携わっていてもご自身で曲を作る経験がなかった方へのプレレッスンもオススメしたいのです。

なぜなら、、、

演奏するために楽譜を読む目線以外に曲を作る人の目線を知る事で、より深く楽譜に書かれていることを理解出来るから。
また、作曲家が書いた細部までを大切に思うことが出来るから、です。

楽譜という形で何百年もの間受け継がれてきた優れた楽曲を残した作曲家たちが、一音たりとも適当に作った(書いた)曲は絶対に無い、と私は思っています。
素晴らしい作品と対峙したとき、そこに書かれている発想の豊かさや、綿密に計算され、しかしそれを感じさせない、さりげないけれど凡人には域を超えていると感じる圧倒的な非凡なセンス、才能を前にボッコボコに打ちのめされます。
そしてその素晴らしい作品たちがなぜ今日まで残り、音楽に携わる人たちを魅了し続けているのかを理解する事が出来ます。
作曲家って凄い…!!!
その一言に尽きると。
クラシック音楽は作曲家を抜きにしては語れない音楽です。

作曲家の目線を知り、養うには、自らの手で曲を作り、自らの手で楽譜を書く体験をする必要があります。
但しそれが最初から傑作である必要は全くありません。
ピアノ初心者の人が大人も子供も関係なく基礎練習から始めるように、作曲にもまず誰にでも平等に、最初の一歩というものがあります。
(なんだかあまり知られていないようなのですが…)

長くなりましたが、
「天から音が降ってくる人にしか作曲は出来ない」
「才能を持った特別な人しか作曲は出来ない」
「和声学やコード理論など理論から勉強しないと作曲は出来ない」
そういった認識を持ってしまって「私には作曲は無理」と諦めてしまったことがある方にぜひ、プレレッスンだけでも受けて頂きたいなぁと思っています。すっごく楽しいそうなので!

では、どうぞよろしくお願い致します!
どんな方にも楽しんで頂ける楽典、作曲レッスンをすることを誓います!
皆様からのご連絡、心よりお待ちしております~!!!


music chocolate







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