むしのいどころの居場所
「アロマンティック」 = 誰に対しても恋愛感情を抱かないこと
これまでの人生で、人を好きになったことがない。
幼稚園の年長さんの時に、同じ組だった男の子に対して好意を持った記憶があるが、それ以降、どれだけ頭の中をひっくり返してみても、記憶を辿ってみても「あ、あの時の気持ちは恋愛感情だったのかも……」なんて人はいない。ちなみに人と付き合ったこともない。
性欲は男女どちらにも抱く。したいと思うし、実際先月女の人ともしてみたりもした。
しかし恋愛感情は性別関係なく、誰に対しても湧かない。
我ながらイヤだなと思う。勝手だなと思う。そしてなんともし難いなと思う。
恋愛感情がもしあったら、なんか相手に振り向いてもらえるように頑張ったりするんでしょう? そして頑張ったあかつきにはなんかあるらしいじゃないですか?
そういう経験が自分にはない。
恋愛には興味はないけれど、愛には興味があり。
ぜひ家族というものを持ちたいなと思う。
恋愛の先にしか家族というものの形が生まれない現状は生きにくい。
あ、なんか散文詩みたいになってきたな。
先月女の子として味をしめてしまった自分。
女のセフレができたら最高じゃん!という邪な気持ちで、いわゆるオフ会と呼ばれるものに本日初参加。そして撃沈。
自分はただしたいだけ。
しかしみんな恋愛がしたい。好きな人が欲しい。そしてその先にセックスがある的な感じで。
現実世界ではそれが普通のことなんだということが、突きつけられた感じ。
だからみんな好きな人がいるだとか、好きな芸能人はとか言えるんだと思う。
長かったけど、今日の体験と抱いた感情をググった結果が
アロマンティック。
よかった、他にもいて。という安心感と、チコちゃん的な発想が、本当に必要な時代なんだなと思った次第。
みんなが同じように異性が好きになってという理論は通用しない世界に突入というか、元に戻ってきているのだと思う。
異性愛。以上なんて世界はほんのここ100年くらいの話でしょう?
インターネットに感謝。
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