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【オフシーズン観戦エッセイ】山田哲人さんのキャプテンマーク。

(サムネイルは、久々に昔の写真を見返していたら出てきた、小1の息子がキティちゃんのペンでスコアブックを真剣に書く図。)

かわいい。

とても、かわいい。

なんでも、我らが山田哲人がデザインしたキャプテンマークだという。いやまあ、手に筆を持ち一から描いたわけではなかろうが、少なくとも「これがいい」と自ら選んだデザインである。「つばくろうがいい」と言ったのだ、我らがキャプテン、山田哲人は。つばくろうを腕に抱きたいと考えた山田哲人を考えると、とりあえずのところ、一人でにやけてしまう。

さて、そういうえば怒涛のFA劇から早三年、てっぱちはもうすっかり、キャプテン!という感じになってきた。最初はキャプテンって感じじゃないなあ、なんて思っていたけれど、今やもう、てっぱち以外のキャプテンは考えられない。

それでも、スターであるところのてっぱちがキャプテンになって感じている重圧は、それはもう、とんでもなく重いものだと思う。若くして4番に座るむねちゃんの重圧もものすごいが、それとはまた違った重さが、てっぱちキャプテンにはのしかかっていると思う。

優勝した年、不調だったてっぱちはみんなの前で「助けてください」と言って頭を下げた。私は、それがてっぱちのすごいところだ、と思った。助けてください、と言えるキャプテンこそが、いいキャプテンだ、と思ったのだ。

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