家を買う時に価格交渉は可能なのか？

家を買う時にもちろん皆さんは少しでも安く買えると嬉しいですよね？
本日は、多くの方が気にされている物件（家）を購入する時の価格交渉、価格のディスカウントに関してお話します。

まずは、新築物件ですが、新築の物件は定価で掲げている価格表示からのディスカウントが難しいです。もちろん売れ残っている物件は安くなることもありますし、決算期などですぐに決めるという条件などで割引されることもあります。

次の中古物件の場合ですが、中古の場合は販売業者は原則的に物件を売りたい売主の仲介業をしています。一部、新築に近いような形（いわゆる新古状態）で売られている物件の中で「買い物件」と呼ばれる仲介会社（不動産会社）が物件を買い取っている販売しているものもあります。
中古物件をウェブで検索すると出ている価格はあくまでも「売主の希望額」に過ぎません。最終的な売価は仲介業者を通じて交渉するオークション形式で決まります。ヤフオクのようなイメージを持つわかりやすいと思います。つまり、その希望額で売買されるとは限らないということです。

ここで意識してほしいこととして、売主の方の売却しようとしている事情や背景も様々だということです。つまり、資金繰りが火の車の状態ですぐにでも売却したい人もいれば、売却の意志はそこまで高くはないが、もし設定した価格で売れるのなら売っても良い方もいます。また、新しく購入する物件の引き渡し日が決まっていて、住宅ローンは2重に組めないのでそこまでに必ず売らないといけないような人もいます。
すなわち、売主が即座に売らないといけないような事情を抱えていれば、交渉次第では大きくディスカウントに応じてもらえる（買主の希望額歩み寄ってくれる）可能性も大いにあります。

まとめると新築物件の場合は住宅販売のプロの方が、場所や相場などあらゆる角度から鑑みて、値付けをしているのであまり大きくディスカウントされることはありません。一方で中古物件は交渉次第では大幅にディスカウントをしてもらえたという実例もたくさんあります。特に中古物件を中心に探されている方は必ず価格交渉をしてみることが大切です。