もう終わりかもな、なんて思ってばかりだ。
自分は最後の2択をいつも外す。それが今に繋がっているとしたらこれまで全て間違えてきたんじゃないかなんて思う。
今日もその指摘をされて、別に自分がもう一度やり直せば終わることなんだけど、ああまたかと思った。じゃあこれも駄目だろうな。まだまだ入り口の入り口なのに人と話すとなればやっぱり緊張して、予定を立てるのを渋ってしまう。
もうここまでくれば拒絶されることを望んでいるのかもしれない。組織に弾かれ、他人に拒まれ、孤独を気取りたいのかもしれない。そんなことしていると本当にひとりになってしまうぞ、と自ら脅してまた不安になる。
そして縋るように音楽を聞き、やるべきことを後回しにしてぼんやりしていた。
すると寂しい連絡がきて、もうやっぱりひとりぼっちじゃないかと落ち込む。そして縋るように音楽を流し、風呂に入る支度をする。
嫌なこと全部、信じたくない。誰にも言わずにぴーぴー泣いてしまいたい。まだそこまでの感情は募っていないせいでそれさえもできない。ただ呆れるだけだ。自分に呆れて終わる。
散歩にも行く気になれない。暑いし、億劫だ。信じたくないことを打ち負かすには動くしかないんだろうけれど、もう打ち負かしたいのかどうかも曖昧になってしまって困る。
この沈み込んだ気持ちのままいろんなことを機械的に進めてしまうのが楽だろう。気付けばここまで来ていたと思いたい。いつまでも馬鹿なふりしてへらへらしていたいな。
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