何でそんなこと言うのって別に意味なんてないし。

今日は早く起きて、朝からお腹いっぱいにご飯食べた。甘口のキムチが辛くて、チーズをかけたけどどうにもできずに悶えながら食べ終えた。

早めに家を出て自転車で移動した。途中の緩やかな坂道を足を付かずに登れた。一定のリズムで足を回すことだけを考えて漕いでいたら上まで着いていた。いつもはゆっくりしか進めないと周りの人にそこまでして乗っていたいかと思われる気がして早々に下の方で降りて歩くことけれど、今日はなんとなく漕ぎ続けていたらそんなこと気にならなかった。

早く着いたから近くの公園で時間を潰すことにした。いつもは公園側を向いてベンチに座るけれど、その方向の足元には水溜りがあったから、もう乾いている外側を向いて座った。

本を持って来るのを忘れたことに気付いて、音楽を聴きながら詩を書いた。相変わらず自意識ばかり過剰になっていた。

子供が遊び、その親たちが会話を始めたころ、ちょうど時間になったから公園を出た。用事は早く終わり、また同じ道を漕いで帰った。

歩道で草刈り作業をしていて道が狭くなっていたから通れるか首を伸ばして様子を見ていたら、誘導の人が身振り手振りで行けることを教えてくれた。通り様にも、狭くてすみませんと声を掛けてくれた。何の躊躇いもなく、ありがとうございますと言えた。みんなこういう人たちだったらいいのにと思った。

本屋に寄って、少し立ち読みして、欲しかった新刊は見つけられないままだったけれど帰ることにした。

帰宅して風呂に入って、休日だったら最高の夕方を迎えようとしている。でもこれは日常だからクズだな。

好きな芸人の配信を見ていたら、なんでそんなこと言うの、と言っていた。何でそんなこと言うのって凄く愛おしい言葉だと思った。そんな言葉使ったことがない気がして、自分もそんなこと言える相手が欲しくなった。

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