いつも何となく上機嫌で、そうでない時間は眠っている。
なんと素晴らしい性格だろう。彼は不満があれば無理やりにでも寝るのだろうか、それとも起きている間ずっとご機嫌なのだろうか。自分もそんな人でありたいものだ。
目覚ましに新しく設定した曲のイントロで止め、早めに起きた。規則正しい生活はいいなぁなんて思いながらパンを焼き、食べた。
注文していた本が届き、それを開封して読み始めた。エッセイなのか評論なのか、線引きはよく分からない。でも自分にとって結局は文章も、洋服や音楽と同じで誰が書いたのかが重要なのだからそんなことはどうだっていいのだ。
肉体を前にすればいつも怯んでしまう、というのはとても正直だと思う。堂々とできず、大きく見せられないその恥をこっそり見せてくれるような文章が好きだ。ラジオもその類で、公の姿だけど少し素が垣間見えるところがいい。声色や言葉遣いの癖、言い方や話の内容で伝わることはあるだろう。
昼が過ぎて、何をやる気にもなれなかったから録画していた番組を流した。
だらだらしていたいけど外に出たい。気持ちと体が別々のことを求めるときどちらに従うべきなんだろう。
そして雨はいつから降るんだろう。
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