この日がなければ、こんなところにいなかったのかな。
映画が見たくて探していたら面白そうな予告を見つけた。気づいたら、これ面白くなかったら嫌だなと呟いていた。
面白くない映画を見る経験も楽しめていたころの自分はもういないのかもしれないと寂しくなった。無駄な時間だったと呆れる瞬間を、意識的に避けているんだ。それでは面白いものの天井が見えてしまう。もっと振り幅が広い方がいい。
昨夜、体力が有り余っていた。歩き回りたかったけれどもう夜だったから大人しく寝た。夜中だった。
今日は昼ごろ起きた。昼が過ぎるのを潰すように待っていた。何もないんだけど。
おやつくらいの時間に食事をして、気付けば外に出ずに暗くなっていく。音楽に溺れていた。お腹が空いているのか空いていないのかよく分からない。
少しも進んでいないのになぜか疲れていて、これから外に出るか迷っている。でももう暗いから部屋にいるだろうな。夜はつまらない映画でも見ようかな。
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