不安みたいな、分かりやすい仕組みでできている。

ずっと深い夢の中みたいな夜だった。本を読んで夜更かしをした。

それで思うことを書き連ねていたら提出できるくらいの長さになった。端的にまとめられもしない、勿体無くて思ったことを少しも溢したくない、そんな様だから長くなっただけだ。断片の連続で、でもやっぱり生まれた感情を取り逃がしたくなかった。

朝方開いたマンガは長編だと思っていたけれど短編集だった。好きな子にはとにかく甘くて、四六時中その子のことばかり考えている男の子、というよりふたりの話だった。

そのくらい何も疑わずまっすぐでいたいのに、余計なところばかり目立つものだから弱い意思ではどうにもならない。意思を越えたところにある本能的な、反射的な感覚を頼りにするしかないんだ。

朝方、寝た。頭の熱が回路をショートさせたような感じだった。たくさん歩いて、頭も働かせて、きっと疲れていたんだ。

そのせいか、現実を引き込んだような夢を見た。いつもは覚えてもいないのに、起きるまで夢だと気づかなかった。強い気持ちをぶつけていた。対象は分からない。

昼過ぎに目が覚めて、昨夜読んだ本の情景が浮かんだ。まるで自らの記憶のようだった。落ちたと思っていた回路はまだ熱を帯びていて、起きたのに寝ていたのが信じられなくなった。

今日やりたいことは特にない。やりたいことのためにやるべきことはある。

昨日は久しぶりにいくつか詩がかけた。それをこれから読み返すだろうけれど、好きだったらいいな。

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