もっとちゃんと遊ばないと後悔しそうだな。

今日は朝早く起きた。いつもだらだらしてしまう時間を短くして、早く起きて着替えた。

封筒を持って郵便局へ行った。雨が降っていたけど傘は差さなかった。そうすると封筒が濡れるから両手で覆って走った。

すぐ近くだからそれで良かった。着いて中に入ると、店員は接客で埋まっていた。何も焦点が合わない目線でぼんやり待った。急かさないように心掛けるけど、急いで前の客との話を切ってくれた。

重さを測って、料金を言いながらいつ頃届くか教えてくれる。郵便局の人はいつも優しいから好きだ。前に、行くはずだったライブが中止になってチケットを送り返すために話した時から好きだ。このバンド好きなんですか、と声をかけてくれたときから好きだ。何もなくて、誰もいなくて、なんかもういろいろ嫌だなと思っていたときだったから印象に残っている。

手に持っていた小銭から必要な分を渡して帰る。もっとちゃんと、よろしくお願いしますって言えば良かった。帰りも濡れながら走った。

それからご飯を食べて、雨の音を聞いていた。ビーチサンダルが欲しくて調べてみたり、好きなバンドマンの過去の日記を読んだりしていた。なんかもういろいろ遅いなとか思って、気持ちが沈んでいく様が見えた。無理にあげる必要なんてない気もした。でもやっぱり気持ちは高ぶっている方がいいと思う。

世界を増やせば負担は減るって分かってるのに出来ないから困ってるんだ。仲間ってどうやって作るんだろうな。手当たり次第感情をぶちまけたくなるような衝動と、そうなるような生活をしたい。客観視なんか要らないからもっと神経を剥き出しにしてほしい。

みんながそうなると嫌な社会になるだろうな。少数派でもいいから生きにくいくらいの衝動が欲しいと思った。

雨はいつ止むんだろう。昨夜、雨上がりの夜を撮ったのは楽しかった。音楽を聴いていても、外に出ようと歌っている。外に出るのは凄く大切なことに思えた。

大切なことも、別に大切じゃないことも書かなくちゃ、みたいなことを日記に書いていた。そうだ、つまらなくても文字にすれば今日が残るからね。それと、文字にするだけで何かした気になれるから良いよな。何もしてないから良くないけど、気持ちくらいは誤魔化していたい。

暗い部屋で明るい画面の日記を読み続けていたから涙が止まらない。左目から流れるのはただの水なんだけど、文字が滲んでよく見えないから途中で読むのをやめた。長かったから、続きはまた気持ちが落ちた時に読もうと思う。

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