鱗雲の夕暮れが、夏の終わりって感じだった。

昼ごろ起きた。夜更かししたけれど、たくさん寝て調子が良かった。特に何をするでもないけれど、予定を組んだり、漫画を読んだりして過ごした。

漫画の中に、凄く好きな話があった。好意は返ってくることを期待してしまいがちだけど、ただ自分が想えるだけで幸せだという気持ちが描かれていてよかった。自分もそうなのか、そうなりたいと願っているのか、分からないけれどそういう人物に惹かれるんだ。

明日忘れられても自分は覚えているし、想い続けられるならそれでいいんだ。それを綺麗事だと思う人だっているだろうけれど、自分はその感覚が偽物だとは思えない。

とても純粋な好意であり、身勝手なやさしさだと思う。良くもあり悪くもある。だから肯定も否定も分かる。認めるというのはそういうことだと思うし、他人がどちらの意見や感覚でも自分はどちらでもいい。

ただ、そういうまっすぐな感情のことを話してみたい気持ちはある。誰かに聞いてみようかな。

それと今日はずっと気になっていたアニメを少し見た。面白かったけれど、他の話は見ないかもしれない。

今日は暗くなる前に買い物に行った。好きな服を着た。もっと変な服を着る人になりたいと最近思う。人の目など気にせず好きな服を着ればいいのだ。

帰りに聞いていたアルバムの最後の曲が流れてきた時、この曲久しぶりだと思った。たった数日程度なのに、とても懐かしい気分になった。幼少期とか学生時代とかそんなに前じゃないんだけど、たった数日前が凄く昔みたいに思えたんだ。

そしてなんとなく、今夜映画を見ようと思った。早くから見始めればシリーズを何本か見られるだろう。気持ちが切れなければ実行したい。

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