過去からやってきたその虹彩は夜のほうがきっと明るい。

今日は昼前には起きた。ご飯を作って食べた。眠くなったから寝て、起きたら夕方だった。

見てからすぐ返事をすればいいのに、なんて返すのがいいか考えていたら打ち込んでいた文章もおかしく思えてしまって、まだ返していないままだ。

明日は雨が降りそうだから今日動こうと思っていたけど、寒さに勝てそうにないからきっと行かないだろう。

書いてもいないし、見てもいないし、本当に堕落している。もう墜落に近い急降下で、別に今に始まったことじゃないから急でもないんだけど。

こんな日々を過ごしているとどうしようもなく焦燥感に駆られる。追いつけないのはずっと前から同じなんだ。それは追いつけているように見せられていただけで、本質は何も変わっていない。でも目に見えるところしか見えないから、急に今が来たように思えるんだろう。

目に見えないものを捉えるのはとても難しい。音も味も熱も、それが高いのか低いのか、甘いのか苦いのかどこまで分かっているのだろう。文字だって知識と習慣に馴染んでいなければただの線で、意味なんて持たない。

子供の頃から、写真はどうして顔を撮るのだろうと疑問だった。手や足や頭でも、ずっと見ていればそれぞれの個性を認識できるはずだと思っていた。実際のところは分からないけれど、なんとなく今その感覚を思い出した。

不意に流した音楽はこの季節に合うような気がした。寒さと乾きを感じた。曲を聴きながら水面を眺めたくなった。

凍える体を感じながら、この場所の過去のことなどを想像すれば豊かだろうな。


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