こんなこと書いてしまえるほうが恥ずかしいけれど。

もう邪魔だ、こんな恥どっか行っててくれと切望するけれどそんな時に限ってしがみついてくるから厄介で、そんな愛おしくもなんともない恥のせいでうまくいかないことばっかりだ。恥をかきたくない。格好悪いところを晒したくない。頭の中を覗かれるのが嫌だ。脳内を透かして分かったふりされるのなんてもっと嫌だ。

そんなやつは初めからどん底で格好悪くて泥沼に浸ってることを自覚するべきだ。そんなこと頭では分かってるけれど、理解できたからってそのまま動けるならこんなに面倒に捻くれないだろう。

不貞腐れるように帰って酒を飲んで、音楽を聴いていた。昔の映像を見つけて、それを見始めたら朝になっていた。それから何も書かずに寝た。もう明るかった。部屋が明るくてもどうでも良かった。眠かったからすぐに寝たんだ。

起きたら昼過ぎだった。もう夕方に近い昼だった。昔のインタビュー記事などを読んでいた。

意見し合ってるけどそこじゃないよ、くだらないな。貴重なご意見ありがとうってへらへらしてられるほうが余裕があっていいのかな。彼らはそんな段階にいないことを分かっているから俯瞰して楽しめるのかもしれない。同じ方を向いてるならそれだけで友達になれたらいいのにな。

古本屋に行きたかったけれど日が暮れた。今日を泳げずに音楽に溺れていた。なんかもう今はそれでいいや、どうせいつか死ぬからさ、こんな日もいいよね神様、みたいな気持ちだけど、そんな気持ちに甘えてばかりで進んでいないってこともちゃんと気づいてる。案外上から見てるんだけど、それを誰かに勘付かれたらまずいよな。恥ずかしくて何も言えなくなっちゃうな。


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