見出し画像

「Museumソムリエ」入門 ③ 「選択肢」と「利用単位」~これがないと「選べない」~

「Museumソムリエ」入門 ③

はい、本日のお題はこれ!

「選択肢」と「利用単位」
これがないと「選べない」~

🌑〈AC〉
案内人のACです。

〈S〉さん、レストランで「食べる」ために、絶対に必要なことはなんでしょうか?

🌕〈S〉
はい、「予約する」ことです!

🌑〈AC〉
惜し~い!
「予約」も大切ですが、
予約なしでも入れる所も、たくさんありますよ~。
ヒントは、レストランに着いてからやることです。

🌕〈S〉
もしかして、
前回の「お題」のこれですね(^-^)/

選べなければ、食べられない

🌑〈AC〉
そう、「選ぶ」です。

レストランで「客」としてやることは、
「選ぶ」→「注文する」→「食事する」
ですから、
「選ぶ」ことができなければ「食事」もできないことになります。

🌕〈S〉
たしかに!
ず~とメニュー表を見てるだけで、
いつまでたっても決められない人っていますよね。
ちょっとイライラします(・´ω`・)

🌑〈AC〉
その場合、
メニュー表を見ても、なぜ選べないんでしょうか?

🌕〈S〉
えっ!「優柔不断」以外にあるんですか?

🌑〈AC〉
まぁ、そう決めつけなくても……。

少なくとも、
次の3つが考えられます。
① 気になるメニューが2つ以上あって、1つに決められない。(これが優柔不断!)
② 食べたいメニューが一つもない。
③ 書いてあるメニューの意味がわからない。

🌕〈S〉
そう考えると、
「選ぶ」ことって、いろんな要素が関わっているんですね!

🌑〈AC〉
何かを「選ぶ」時に、
とても大切なものが「2つ」あります。
これがないと「選ぶ」ことができません。

🌕〈S〉
本日のお題ですね(^-^*)
これがないと「選べない」
~「選択肢」と「利用単位」~

🌑〈AC〉
「選択肢」や「利用単位」と言っても、
ピンとこないかもしれませんが、
食事が終わって、レストランを出る時、
この「選択肢」と「利用単位」を書いた「紙」を必ず受け取ります。
「レシート」です。

🌕〈S〉
会計をした時に受け取る「レシート」に、
「選択肢」と「利用単位」が書いてあるんですか?

🌑〈AC〉
会計では、
受けたサービスの対価として、
支払いをします。
その内容を記録したものが「レシート」です。
〈S〉さん、レシートには何が書いてありますか?

🌕〈S〉
え~っと、
まず、食べたメニューの「名前」
それに、その「値段」と「数量」
が書いてあります。

🌑〈AC〉
「選択肢」とは、
「選ぶことが可能なもの」として、2つ以上提示されているもののこと。

🌕〈S〉
「選択肢」が「メニュー」で、
それを書いてあるのが「メニュー表」ですね!

🌑〈AC〉
レシートに書かれている「選択肢」は、
メニューの名前と、一つあたりの値段です。
この2つは1:1に対応した「対」になっています。
一つのメニュー(商品)には、決まった一つの値段が決まっていますよね!

🌕〈S〉
値段の書いてないメニューとか、
怖くて選べないです~(>_<)

🌑〈AC〉
利用単位は、「選択肢」であるメニューに付いています。
利用単位が必要なのは、
これがないとメニューを「数えられない」からです。

逆にいうと、
「数えられない」のは「選択肢」とは言えない。
ということです。

🌕〈S〉
この話、レストランのような飲食店だけじゃなくて、
美容室、クリーニングのようなサービス業のお店。
デパート、スーパー、コンビニ、ドラッグストアのような物販のお店。
など、
どこでもそうだってことですよね?
ミュージアムも!?

🌑〈AC〉
素晴らしい!その通りです。

選べなければ、食べられない
を広い意味で言い換えると、
選べなければ、利用できない
となります。

🌕〈S〉
そうすると、その逆も同じですね。
「選ばれないと、食べてもらえない」
は、広い意味で言い換えると、
「選ばれないと、利用してもらえない」
ですね!

🌑〈AC〉
またまた、その通り!
「ソムリエ」で考えると、「利用」とは何かが少しずつ見えてきます(^-^*)

さて、つづきはまた次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?