フォローしませんか?
シェア
Spica
2020年5月22日 19:42
閲覧いただきありがとうございます。タイトルの通り、私は約5年間元彼からデートDV被害を受けました。デートDVとは、恋人間で起きるあらゆる暴力のことを指します。日本では配偶者間の暴力をDVと呼んでいましたが、近年では配偶者間だけではなく、恋人間での(身体的・精神的)暴力も問題となっており、これは「デートDV」と呼ばれています。今回私が被害に遭ったのはすべてデートDVになりますが、文中
2020年5月27日 10:49
こちらの記事ではデートDVにありがちな加害者の行動を、私の実体験を元に伝えていきたいと思います。1. 傷つく呼び方、言葉遣いをされる基本的には名前で呼ばれていましたが、罵倒するときは「お前」「ブス」「バカ」「奴隷」など気分のよくない呼び方をされました。また、「お前はブスだ、俺の隣にいるのが恥ずかしいからちゃんとしてくれ。」と、化粧や服装に文句をつけることも多々ありました。相手を傷つける
2020年5月27日 11:26
精神・身体ともに苦しい思いをしているのに、なぜ被害者は逃げないのでしょうか。1. 抵抗する力さえ奪われる当時私は、逃げたくても「逃げられない」と思っていました。逃げられないなんて言い訳じゃないか、と思われる方もいると思います。こんな実験を聞いたことがあるでしょうか。犬を檻に入れ、ランダムなタイミングで電気ショックを与えます。最初は抵抗したり電気ショックが起きる間隔を探っていた犬
2020年5月27日 13:26
1. 自分が最も信頼できる人に相談する相談することは、とても勇気のいることです。なぜなら「私が悪いからこんなことをされるんだ」と洗脳されているため、そもそも相談するという思考が生まれにくいからです。また、「恋人や元彼とこんな状態になっているなんて恥ずべきことだ」とも感じてしまいます。しかし、あくまで私の場合ですが、「そうは言ってもやっぱり今の状況は明らかにおかしいよな…」と気づくタイミ
2020年5月29日 19:32
密室で行われる犯罪のためDVの特性上、その行為は当事者2人のみの密室で行われます。決定的な証拠が残りにくいのです。実際私が警察へ行った際も、・LINEの文面隠蔽や嘘の供述等が容易なため証拠として使用不可でした。また彼はお金の要求等をする場合「あれ持ってきて」などと金額を明記することを避けていました。警察へ提出されることを見越しての行為だったのかもしれません。もし仮に私がその
2020年5月27日 13:56
1. 「あなたは悪くない」の一言で救われます当時私がDVを受けていることを知っている友人はそれなりにいました。「別れた方がいいよ」と助言してくれる人がほとんどなのですが、それはもう自分でも分かりきっていることなのです。今振り返ってみると、「あなたは悪くない」。その一言があればもう少し早く目を覚ますことができたのかもしれません。「自分が暴力を振るわれるのは、自分が悪いから。」そう
2020年5月27日 14:35
「自分は被害者である」と認めるこれは非常に勇気のいる行動です。誰しも自分が向き合いたくない現実からは逃げたくなってしまうものです。私も被害者であることを認めるのには1年ほどかかりました。付き合っていた1年間を美化し、これは自分の成長に必要なものだったんだ、などと自分の苦しかった過去に蓋をし、誰にも真実を話していませんでした。何より問題だったのは、この時まで「私は彼を愛していた」と彼
2020年5月29日 20:10
被害者は記憶を失っている場合がある私の主人が行った認知行動療法ですが、克服した・スッキリした、と感じた瞬間から私に異変が起こりました。元彼に対する記憶が非常に曖昧になってしまったのです。これは一般的に「解離性健忘」と呼ばれるトラウマやストレスによって引き起こされる記憶喪失(健忘)のことで、自分にとって重要な情報が思い出せなくなってしまいます。健忘には主に下記の5種類があります。・限
2020年6月4日 20:57
「愛し合っていた時期もある」は間違い先に述べた通り、彼と縁が切れた時最初は喜び、次第に憎しみが出てきました。そんな憎しみもやっと手にした自由な生活のもと、友人と飲み会をしたりしているうちになくなっていると思っていましたが、これは実際には違いました。少し話が脱線しますが、彼に受けた5年間のDVというのは、具体的に交際期間1年とそれ以外の4年間です。縁が切れた後、4年間はただひたすらにDV
2020年5月27日 14:59
DVは加害者との縁を切っても終わらないトラウマを克服したいま、元彼の顔や声、思い出はもうぼんやりとしか思い出せないし、どうでもいいなとまで思えるようになりました。しかし克服するまでは、いつまたあの恐怖がやってくるのかと、毎日怯えながら生活していました。加害者につけられた心の傷は、縁を切るだけでは治らないのです。誰にも吐き出せないまま、加害者への憎しみとともに化膿していきます。そして
2020年6月20日 21:41
突然かかってきた、彼からの電話今朝、突然彼から電話がかかってきました。連絡先なんて消していたので、誰だか分からず出てしまいました。-----「もしもし、俺だけど。覚えてる??」パニックになり、過呼吸が起きました。「え、もしもし?誰かわかってる?笑」…うん。「今どうしてるの?なんか、大丈夫?」今は結婚してる。「そっか。俺の彼女が元カノのこと気にしててさ。5年も一緒