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周りにDV被害者がいる方へ

1. 「あなたは悪くない」の一言で救われます

当時私がDVを受けていることを知っている友人はそれなりにいました。

「別れた方がいいよ」と助言してくれる人がほとんどなのですが、それはもう自分でも分かりきっていることなのです。

今振り返ってみると、「あなたは悪くない」。

その一言があればもう少し早く目を覚ますことができたのかもしれません。


「自分が暴力を振るわれるのは、自分が悪いから。」

そう思い込んで全く疑うことがなかったのです。

被害者の目を覚ますには、「あなたは悪くない」の一言が最も必要だと思います。



2. 引きずってでも警察へ連れて行く

被害者本人が自らの状況を客観視して、自分で警察へ行くということはおそらくありえません。

なぜなら被害者だと思っていないからです。

しかしこれまで述べてきたように、DVは立派な犯罪なのです。

「そんな大したことじゃないから」「我慢できるから」「私が悪いから」もしくは「彼のことが好きだから」など、そんな言葉を並べて警察へ行くことを拒むでしょう。


でも実際そんなことはありませんし、むしろそんなことを言うようになっていれば被害者はかなり末期の洗脳状態だと言っても過言ではないでしょう。


引きずってでも警察へ連れて行ってください。

それが彼女の命を守ることに繋がるかもしれません。



3. 一緒にいてあげる、泊まる・泊める

DVの怖いところは、加害者と被害者の2人しか存在しない密室で犯罪が行われるという点です。

この問題点から証拠が不十分で、加害者が何らかの刑罰を与えられることは少ないです。

しかし、第三者がいることにより証言ができます。

写真や動画、録音することもできます。


ただしそれは第三者も巻き込まれてしまうリスクが伴います。

女性が男性に立ち向かうのは、非常に怖いことです。

可能ならば、同じく「彼女を救いたい」という気持ちを持った数人で集まったり、交代しながら彼女と一緒に過ごしてあげてください。


そこまでできなくても、彼女の安否を確認したり、できるだけ彼女がひとりぼっちになってしまわないようにしてください。

「あなたには仲間がいるよ」と教えてあげてください。

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