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デートDV男に支配された5年間

閲覧いただきありがとうございます。


タイトルの通り、私は約5年間元彼からデートDV被害を受けました。

デートDVとは、恋人間で起きるあらゆる暴力のことを指します。

日本では配偶者間の暴力をDVと呼んでいましたが、近年では配偶者間だけではなく、恋人間での(身体的・精神的)暴力も問題となっており、これは「デートDV」と呼ばれています。

今回私が被害に遭ったのはすべてデートDVになりますが、文中ではDVと表記させていただきます。


元彼とは現在無事縁を切ることができましたが、その後も後遺症のような恐怖心に脅かされ、双極性障害(躁うつ病)になり心療内科へ通うこととなりました。


未だ通院は続いているものの、昨年末に結婚した今の主人へこれまで恥ずかしくて誰にも話せなかった自分のDV被害の全てを打ち明けることができ、今は清々しい気持ちと、主人をはじめとする私の支えとなってくれた方々への感謝の気持ちでいっぱいです。


主人と話しながら当時のことを振り返っていくうちに、なぜあの時私は逃げなかったのか、もっと的確に表現するならば「逃げられなかったのか」、ようやく理解することができました。


DVと聞いて「ただの痴話喧嘩」や「被害者側にも非があるのでは」と考えている方も世の中にはたくさんいると思います。

しかし、DVとは当人同士だけでは決して解決することのできない、そして加害者と縁が切れたとしてもそこでDVが終わるわけではなく、被害者へ深く黒い傷を植えつける深刻な犯罪です。


今は克服していると言えどやはり加害者へこの記事が伝わることへの恐怖心は少なからずあるため、多少ぼかして伝わりづらくなる部分もあるかと思います。


しかし、私の実体験を通してDVの真実を伝え、被害者本人はもちろん周囲の方がどうやって支援すれば救われるのか、少しでも多くの方へ伝われば幸いです。


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