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【しょうもない、何も考えていない上司が、部下によく取る行動とその完璧な対処法】

■この記事をYouTubeで解説

https://youtu.be/2DLd23336Ds


私は15年ほど平社員として複数の企業で働いてきたので、いわば平社員のプロ(まだ15年なのでプロ見習い)のようなものです。

上司が有能だとは限らない

よくTwitterとかで「上司がちゃんと評価してくれない!」とか「わかってくれない!」という意見があったりしますが、そんなことを言ってるうちはまだまだ平社員のプロ(見習い)になれません。※そんなものになりたい人がいるのかという当然の疑問はここでは一旦置いておきます。

この考え方の前提には、上司は偉く、自分より経験も積んで賢いものだ、部下のことを理解できるだけの能力があるものだ、という誤解があるように思います。

実際は、ろくに部下のことを考えていない、とんでもなく理解力のない上司も世の中には多数存在します。なので、丁寧に説明しても理解してもらえないのは結構当たり前だったりします。

で、運悪く職場でそんな上司に当たってしまった場合(ガチャガチャと同じで何に当たるか分かりません。これが仕事にまつわる不幸の元凶のひとつです。)、相手がよく分からないことを言ってしまうと、多くの場合「論法のすり替え」というテクニックを使って部下の意見を却下しようとします。(自分に得にならない、必要のない仕事はしたくないからです。)

論法のすり替え

論法のすり替えとは、例えば、会議の進め方について改善して欲しいと言っているのに、「キミは普段からミスが多いと聞いているよ」などと話の内容と全く関係ない話を突然持ち出すことです。

いきなり話の話題、軸を変えることを論法のすり替えと言います。


大体の人はここで、「はっ!ろくに普通の仕事もできていない私が意見するなんてとんでもない事であった!」と反省してしまい、初めの勢いはどこへやら、シュンとしてしまいます。

上司はよし!とばかりに、ネチネチと部下のミスについてしばらくテキトーに話します。

相手がいよいよ弱ってきたところで「会議の件は検討しておくよ」などとお茶を濁して去っていく、というケースがよくあります。だいたいこの場合、検討など全くしません。

これは要するに、心理的なマウントを取ろうとしている訳で、「意見をそれ以上言うな、要らん仕事増えてめんどくさいやろ」というような意味です。

サラリーマンは極論、仕事しなくても給料が貰えるので要らない仕事は尚更しないです。部下の要望に応えると給料が上がるとか報酬が出るという仕組みでもあれば別ですが、そんな会社は聞いたことがありません。

論法のすり替えに対する対処法

この時の対処法は、「その話は今してる話と全く関係ないと思います」と上司の話をぶった切ってしまうことです。論法のすり替えだ!と気付いたら、元の話に戻すのです。

更に、まだ関係の無いミスをネチネチ責められて腹が立つ場合であればもう少し攻めても良いかもしれません。

「それはデータかなにか根拠があるのですか?私はどのくらい他の人と比べてミスが多いのでしょうか?反省して直したいので、まずデータを見せて下さい」
と言いましょう。

大概いちいちそんなデータを取ってるわけが無いので、「いや、データなんてないよ」という流れになるはずです。

「データも根拠もないのになぜ私のミスが多いと思ったのでしょうか?誰かの噂ですか?感覚的にですか?気分ですか?誰が言っていましたか?直接何が悪いのか聞いてきます」

とさらに詰めてみても良いかも知れません。

当たり前の話ですが、他人を批判、指摘する時にはちゃんと根拠がなければなりません。


これは職場や仕事はもちろん、家庭でも子供に対してもネットでも同じで、人間関係を築く上での鉄則です。

でないと、本当かも分からない噂を何も考えず信じる頭の悪い奴だと思われたり、気分で人を責めるしょうもない奴だと思われて信用を失います。

信用を大切にするはずの仕事の場でも、そんな基本的なことを理解していない上司が沢山いるのが現状です。


「他人に改善を要求するための指摘をするのであれば、ちゃんと根拠がなければならないと思います。改善のしようがありませんし、本当かも分からない人の噂や気分、感覚で他人を指摘、改善を要求できるのであれば、誰にでもなんとでも言えますから、信憑性に欠けます。そんなものに時間を割くわけにいきません。」
と言えば、一転して上司はグゥの音も出ないほどあなたにマウントを取られている状態です。

私はこれに近いことを実際に言ったことがありますが、それ以降その上司はあまり私に話しかけて来なくなくなりました。

良いのか悪いのかはよく分かりません。笑。言い過ぎたな、とは思っています。実際、私は書類関係の仕事がいちじるしく不得手でミスが多いことは確かです。

日本社会では、アンニュイ、曖昧に穏便に済ますことが社会的なマナーであったりするので、ここまで詰める必要はないかもしれません。

もし、論法のすり替えを多用する上司が身近にいて話がまともに出来ない場合には、上述の対処法の1部を反応を見ながら使ってみても良いかと思います。

もちろん自己責任でお願いします。m(_ _)m


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