<2011年アメブロ編序幕15>
久しぶりに過去blogの編集を更新します。2011年9月は衝撃が走りました。亀治郎さんが四代目猿之助を襲名することが発表になりました。同時に三代目が二代目猿翁を、香川照之さんが歌舞伎界に入り九代目中車を、香川さんの息子さんが五代目團子を継ぐことが発表されました。襲名披露興行が翌2012年6月からスタートまで、亀治郎として1年無いことが寂しいけど、ワクワクが止まりませんでした。
9月27日 歌舞伎のために
一日歌舞伎界のニュースが駆けめぐりました。香川照之さんの初・歌舞伎だけかと思いきや、なんと澤瀉屋襲名ラッシュ!三代目猿之助さんが’二代目市川猿翁’、亀治郎さんが’四代目市川猿之助’、香川さんが’九代目市川中車’、香川さんの息子さんが’五代目市川團子’。先ほど記者会見を見たら、皆さんが揃って座り、記念撮影もしていました。歴史的な瞬間を目の当たりにしたようでした。
亀治郎さんは会見で粛々と伯父猿之助のたっての希望で襲名を決意したと話します。
そして、歌舞伎のために。
近年、亀治郎さんは、三代目猿之助さんの芸の継承に取り組んでいるようでしたので、こうなる気はしていました。でも突然で驚きました。本人は降って湧いたような話、とおっしゃっていました。
「猿之助は自分にとって神様。それを越えることはきっとできない。でも、伝えて繋いでいきたい。。」というような亀治郎さんにしては少し控えめ発言でした。凄く凛として緊張感あり、良いお顔をしてました。
一方、香川さんはガチガチの緊張感が漂ってました。’この船に乗るしかない’まったくの素人です、気持ちを汲んでもらうしかない。。と。映像の世界ではベテランでも、全く初めての歌舞伎界。しかも、澤瀉屋さん縁の名を襲名です。
記者会見で、三代目の「隅から隅まで、ずずずいーっと~」を聞いたら、もしかたら病気が良くなり舞台復帰をして、6月は出演してしまうかも。。なんて想って感慨無量でした。
襲名後は、四代目猿之助を中心に、澤瀉屋の大きな公演をたくさん観ることができますように。これからもワクワクドキドキさせてください。思いっきり、粋にカブイてほしい。夢をありがとう。
aya