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私と歌舞伎

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感じたこと、猿之助さんに影響を受けたこと。
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2022年12月の記事一覧

2023年からayaMAGAをスタートさせます。

歌舞伎座が休演していた間、こんなに観劇できる日々が戻ってくるとは想像できないくらい絶望の中にいました。再開してからも中止を繰り返し。。今、不安定ではあるけど、やっとここまで来たのだと一年の結びに思います。 休演前と観劇に対する意識が180度変わりました。時間があるなら猿之助さんを見続けていきたいと強く思うようになったのです。 歌舞伎と出合って14年。最初の10年間くらいは東京の歌舞伎をほぼ全て楽しんできました。でも緊急事態宣言の五ヵ月間の休演明けから、猿之助さんが走り続け

2022年の猿之助さんⅣ

今年もあと1日です。 2022年の振り返りのラストです。 10月は過去最高に並ぶ観劇数になりました。歌舞伎座が試験的に発行した定額制パスポートを利用したからです。24000円で二階席限定(三部制で通常1回16000円の席)で一部から三部までが見放題という夢のような企画。夏から仕事を調整してこの月に臨みました。 お家芸である「鬼揃紅葉狩」を13年ぶりに観ることができました。当時私が猿之助さんに完全に心を持っていかれた舞踊なのです。楽しみすぎて初日からは4日間連続で劇場へ。そ

2022年の猿之助さんⅢ

振り返りも大詰です。 8月は恒例の「納涼歌舞伎」が帰ってきました。と同時に弥次喜多も帰ってきました。鬱々とした疫病禍、どんなにこの二人に会いたかったことか。お芝居で心の底から笑いたい、そう願い続けていました。 過去4年連続で弥次喜多を務めた幸四郎さん猿之助さん。毎年新作を生み出し楽しませてくれました。染五郎くん團子くんも皆勤賞。彼らの成長も弥次喜多のお楽しみ。今年は最高の夏になる予感でワクワクしていました。 猿之助さんはもう一つ、お家芸の「浮世風呂」も踊りました。これは

2022年の猿之助さんⅡ

今年の振り返りをしています。 4月は二つの劇場に出演した猿之助さん。歌舞伎座第一部と平行して’猿之助と愉快な仲間たち’第二回公演が六本木トリコロールシアターでありました。 東銀座と六本木はそう遠くありません。役者さんも移動、ファンも移動(笑)久しぶりのハシゴ移動にワクワクでした。 歌舞伎座では「通し狂言 天一坊大岡政談」約2時間にコンパクトにまとめた通し狂言。とてもわかりやすくて知識なしでも楽しめる作品でした。松緑さん演じる大岡越前守が、猿之助さん演じる天一坊を成敗する

noteの記録は歌舞伎の記録

note公式さんから「2022年の記録」が届きました。 今年一年間で書いた記事は148本だそう。もっと書いたような気もするけど、その分、内容が濃かったからそんな気がするのかもしれません。 不断の生活で友人たち(歌舞伎ファンに関わらず)に歌舞伎。。猿之助さんの歌舞伎の話をするのが好きです。noteでは猿之助歌舞伎の感想を友人に聞いてもらうような感覚で書いています。猿之助さんは観るたび想像を超えてくる。だから、観れば観るほど書きたくなるのです。「ねえねえ、聞いてー!」そんな感

勘三郎さんを想う

12月5日は勘三郎さんの祥月命日です。 勘三郎さんが星になった2012年は四代目猿之助襲名年でもあります。私にとっては忘れられない一年です。 その日の朝、TVのニュースで知り心がザワザワしたまま過ごしました。入院生活は知っていたけど、まさか復帰が叶わないままとは。全く考えていないことでした。 午前中には彌十郎さんが朝番組に急きょ電話で出演なさり、お話しながら泣いていらした。夜のTVでは、南座顔見世に出演中の中村屋兄弟の様子や口上を見て泣きました。大向うで勘九郎さんに「頑

明治座と澤瀉屋

昨日の記事に追記をしました。猿之助と愉快な仲間たちリサイタルに猿之助さんの出演が発表になりました。大衆演劇の劇場に立つお姿を観たいと思うのですが、お席は取れますかどうか。大衆演劇の劇団座長が数名出演なさいます。是非、絡んでほしいです。 さて、先日、明治座が来年4月5月に歌舞伎公演を行うことが発表になりました。4月は「壽祝桜四月大歌舞伎」5月は「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」!明治座創業百五十周年記念として行われる興行に、ひと月まるまる猿之助さん座頭興行がくるという喜び。 明治

師走の猿之助さん

12月がスタートです。 2022年のENNOSUKEⅣカレンダーをめくるのもラスト。今月の写真は日蓮上人です。見たら思わず手を合わせたくなる(笑)昨年6月に新作歌舞伎として上演された「日蓮」あれから一年以上が経つのだなぁと感慨深いです。 さて、今年ラストの歌舞伎興行は二つ。東京の歌舞伎座「十二月大歌舞伎」と京都南座「吉例顔見世興行」です。京都の師走の風物詩。顔見世は、劇場の正面玄関上に役者の名前が書かれた板「まねき」が上がります。これは是非、生で見てほしい景色の一つ。