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就活〜面接が”楽しかった”の真意とは〜

こんばんは、社会人になってから10ヶ月で6kg増量したマッスルバックです。

私が就活していた時もそうでしたが、よくウェブに掲載されている面接体験談などに
”面接がすごく楽しかったです”と書いてあるのを目にしたことはないでしょうか。
あるいは友人から聞いたことはないでしょうか。
私もうまくいった面接は楽しかった記憶があります。
さらに、”楽しかった”面接は選考を通過していることがよくあります。

この楽しかったというのはどういうことなのでしょうか。
面接官と話が合い、盛り上がったから純粋に楽しかったのでしょうか。

この”楽しかった”をそのまま解釈すると変な誤解を生むと思うので私の考えを書きます。

おそらく”楽しかった”と感じる人からすると、話が盛り上がって楽しかった。とか喋りやすかった。というだけのことなんでしょうけど、そこにはもっと深いものがある気がします。

面接というのは何日も前から準備をし、当日何を聞かれるかもわからない。面接といえばどこか堅苦しいイメージがある。そのせいか何日間も緊張している。そんな心理状態の中行われます。

ところが、当日面接会場に入った途端、笑顔の面接官が立っていたらどうでしょうか。
あるいはこちらの話した内容に対してものすごくリアクションをとってくれて、優しい表情でうなずいてくれる面接官がいたらどうでしょうか。

人間、自分のことを喋って相手に理解してもらえると気持ちよくなる生き物です。
要は、笑顔やリアクションの良い面接官を前にし、極度の緊張から解放されてホッとし、自分の言いたいことを言えた。あるいは、自分の言っていることが理解された。(笑いを取りに行ったら笑ってくれた。)から楽しかったと思うのです。

自分が想像していたより楽しかったから、いいところだけを切り取って、楽しい面接だった。というふうになるのです。

面接を受ける前の人からすると、面接なんて緊張するし落ちたらどうしようとかマイナスなことしかないと考えがちです。このように、下がりに下がったハードルに対しては、少しのプラス要素でも一気に気持ちが上がります。おそらく、楽しかったと感じた会話を日常生活でしたって同じ気持ちにはならないと思います。


“楽しかった”面接が成功である可能性が高いのは、緊張から解放されて自分の言いたいことをうまく伝えることができたからではないでしょうか。

私が思うに、楽しい面接をしようと思っても、できません。
しっかりと準備して、その会社に本当に行きたいからこそ全てを発揮したい、という緊張感を持った上で、自分のキャラを伝え、熱意をアピールし、相手の会社とマッチしていることに理解してもらう。そうして初めて”楽しい”を感じることができるのだと思います。


面接が楽しいという人も、最初は緊張しています。本当に行きたいなら緊張して当たり前です。
緊張して不安だなと思うより、開き直ってとにかく伝えたいこと(自分のキャラ)を話すことを心がけましょう。
(ただし、質問に対して喋りすぎは厳禁です。)
そう心がけることによって、どの話の結論も自分の軸に集まってきます。

他の記事でもしつこく言っていますが、自分のキャラを確固たるものにすること、つまり自己分析が重要です。

軸を確立し、その会社にやりたいことがあれば、自分と会社を結びつけて話すことなんて容易いのです。

なんだかやれる気がしませんか?

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