お墓参りの作法/#日日雑記

これから、お墓参りに行かれる方も多いと思うのですが、今回は、お墓参りの作法をお伝えしたいと思います。

これからは、お盆・お彼岸とお墓参りのイベントが控えていますから、最低限このふたつは行かれるとして、あとは誰かの命日にあたっている日(亡くなった月よりも、日を大事にしてください)で、1ヶ月に1回か、2ヶ月に1回でよろしいと思います。

お墓参りは「日々、是好日」といって、仏教では、お墓参りに行くこと自体を”縁起のいい日”と捉えますので、行ける日であればいつでもよろしいと思います。
また、お墓参りに方位の吉凶はありません。

当日は、生花と、線香6本か108本(煙がたくさん出るものよりも、香りの強いものにしてください)と、ロウソクを持参し、お花を供え、線香とロウソクに火をつけて拝んでください。

先祖には、自分のお願いをするのではなく、「おしあわせに」と口に出して言えば十分です。

お墓が遠くてなかなか行けない人は、その理由を述べて「次は○○(期日)には必ず来るから」と出来る約束をしてください。
出来ない約束はしてはいけません。

お供物は、置いて帰れないのであれば、いただいても構いません。

”先祖を拝む”というよりも、”語りかける”方が、良いお参りの仕方といわれます。

あと、幼い子がいれば、必ず同行して、口に出して先祖に紹介してください。
1回やれば大丈夫です。

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