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ドイツのお役所事情
ドイツに住み始めて、まず最初の壁は、役所関係って人は意外と多いんじゃないだろうか。
住所が決まったり、ビザが降りたり、車やバイクのナンバーを取得する時なんかに必要になってくる、この「役所ごと」が割と(むちゃくちゃ)じれったい。
1枚の書類を貰うまでに、役所に行くタイミングや担当の人によって、1日〜2ヶ月くらいの幅があるのだ。
【必要な書類をもらうまでの主な流れ】
役所に行って予約手続き
↓
手紙が届く(数日〜3週間)
↓
その手紙を持って役所で手続き
↓
書類をもらえる
先日、ビザの申請に必要な、非犯罪証明書を貰う為、役所を訪れた時のこと。
受付カウンターで書類が欲しいと申し出た所、「1ヶ月先まで予約がいっぱいだから、とりあえず7月になってからまた来てください」と言われた。
書類申請の手続きを始めるまでに1ヶ月も待つって!
ながーっ!
と、思いながら一旦カウンターを離れてから、いや、もう一度話を聞いてみようと、列に並び直してカウンターへ向かった。(ここポイント)
すると、今度はすんなり係の場所に案内されて、なんとその日のうちに書類を貰う事が出来てしまったじゃないか!
夜の森の中で、ただただ一人で座ってる人と遭遇した時くらい困惑を隠せない
ここで、じゃあ前の予約いっぱいって話は何だったんだ!なんて問い詰めたり、イラっとしたりは禁物だ。
並び直してる間にキャンセルが出たのかもしれないし、コンピュータの問題なのかもしれない、たまたま受付の人が休憩に入る前で忙しかったのかもしれない。
真相はわからないけど、ここはひとつ、
ラッキーありがとう!大好き!!
くらいのノリじゃないと、大抵すんなりいかない役所ごとに、毎回イライラしてしまう事になる。
担当の人によって言うことも変わるし、時には準備する書類すら変わることもあるのがドイツ。
どうも僕の中にある「先進国で真面目なドイツ」というイメージが偏ってるようで、大抵のことはすんなりいかないのがドイツでは常識だという事は、3年住んでみてよくわかった。
どうしても自分だけじゃ解決出来ない問題は、出来た事が奇跡!今夜は宴じゃ!!くらいの余裕を持って生きたいね。
ただ、急ぎで必要な時はその事を伝えると、サクッとやってくれる場合もあるので、丁寧に本気度を伝えてみるの大事!
(必殺技は、子犬のような目で謙虚にお願い!!相手をちょっとでも笑かすことが出来たら勝ち、でも逆に怒らせてしまうと怖いのよ)
あと、ドイツ語が話せるのと話せないのとでは、相手によっては対応も随分変わってくるので、もしドイツ語が全くわからない人は、誰か話せる人と一緒に行った方が断然スムーズにいくと思うよ。
【感想がレターポットだと最高なんです】
いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!