パリ留学35日目

10月6日。
今日は学校はお休み。
授業が本格的に始まり、怒涛の平日だったので今日はお休みしたいところ。
しかし、セキュリテソシアルの申請が気になります。
まだ、銀行のRIBをもらっていなかったので、銀行に問い合わせるためまず午前中に近くの銀行に行くことにしました。
そこでなんとか問題は解決し、あとは待つだけに。
一安心したところで、家に帰り、玉ねぎが大量に余っているのでオニオンスープを作ります。
ここで、大家さんの旦那さんから色々とご指摘を受けました。
私はズボラな性格で、しかも一人暮らしの自炊をしたことがないので、色々と不手際があり、注意されました。
でも大家さんも旦那さんも基本優しい方だと思うので、優しい注意だったのですが、最後に放たれた言葉が、「なんとかかんとかExcentrique!」。私がよくわからなそうにしているとGoogle翻訳で日本に変えてもらいました。
そして出た言葉が「あなたは変人です。」
面白がっていっている感じで、多分嫌な感じで言ってるわけじゃないんだろうなと思いつつ、日本語訳があまりにストレートな言い方だったのでちょっと傷つきました。

おそらくこのような翻訳を見せられました。

ただでさえズボラなのはわかっていたので自分なりに細心の注意を払っていたので、ちょっと悲しかったです。
正直、旦那さんはすごくきっちりしている方でやはり自分の家に住んでいる限り気になるところが絶えないのだろうと思います。
いまだにこれは冗談らしく言っていたのか、本気で少し皮肉っていたのか未知です。
気になりすぎて、excentriqueの意味を調べてしまいました。
そうすると、良い意味としてはユニークで芸術家肌だという意味になるとネットには書いてあったのでそれを信じたいと思います。。。笑

そして、その後はセキュリテソシアルの戸籍謄本の翻訳を作りに在仏日本大使館に作りに行きました。
在仏日本大使館はCourcellesという場所にありました。
そして無事にすんなり手続きは終わり、そのタイミングで大家さんに教えてもらったコンサートが今日あると聞き、慌ててそっちに向かいます。
幸いコンサートは遅い時間だったので、すごくちょうどいい時間にいけました。
そのコンサートはLes HallesのMédiathèque musicale de Parisという場所にありました。
音楽についての資料がたくさん置いてある音楽関係の図書館みたいなところです。
その奥にちょっとした空間があり、そこがコンサート会場になっていました。
今回は現代音楽のコンサートで、フルート奏者一人とチェリスト二人の組み合わせでした。
全部フランス語でよくわかりませんでしたが、おそらくチェリストの片方の方がディレクションしてるらしく、4曲ぐらい全部で引いていたのですが、選曲と多分作曲もしてそうな感じでした。
最後になるにつれて、現代音楽感が増していいたのが面白かったです。
一番面白いなと個人的に思ったのは3曲目でひいていたチェリスト二人による演奏でした。
曲の初めから終わりまでずっと弓を寝かせて弾いていて、おそらく楽器の音色的には”汚い”とされている音をいろんな幅を出して聞かせていました。
ジョンケージみたいな発想で面白いなと思いました。
私も少しだけヴァイオリンをやっていたので、自分がたまに出していたあの汚い音が肯定されてる!と思い、ワクワクしてしまいました。

会場の様子


Médiathèque musicale de Parisの入り口


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?