自分のことを自分で理解するメンタルケアの提案

皆さんも経験はあると思いますが、私は割とメンタルの不調をきたす日があります。いわゆる”悩んでいる”という状態になってしまうことも。

まあ鬱などではないのですが、割と繊細なところがあって・・・という感じです。

ただ、ある日「あれ、これ前も同じような悩み方してなかったっけ?」ということに気づき、書き留めて見返すということを繰り返していくうちに、自分が陥る悩みやメンタルの不調の予兆には、傾向があることがわかりました。
その出来事から、私は、2022年9月ごろから自分の心がきたす不調とその対処法についてまとめ始めたのでした。

この記事では、今日時点の私が私自身のために書き留めてきた対処法についてひっそり公開したいと思います。

救われる人がどこかにいることを願って。

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自分が陥る思考や不調のクセと対処法

逃げる
つらいことや自分を変えていくことから逃げること。
■原因:いま今、考えることを放棄したいという気持ちになっている。
■対処法
・逃げている事象に一回向き合ってみる。書き出してみる。その後は別に逃げてもいい。向き合えば案外しんどくないことも多い。
・兆候が見られたら、休む日を決めて、おもいっきり、多めに休む。最低2日連続。仕事やデジタル、情報から離れて、ぼーっとする時間をつくると良い。自然やお風呂がおすすめ。
・今日が最後の1日でも同じ1日を生きるか?を問うてみる。

心の余裕がない
大焦り。いつでもどんなときでも心臓がバクバク言ってる。
■原因:自分の目的が整理できていないか、目的に終始しすぎて今を軽んじてしまってる。
■対処法:
・現状把握と優先度の決定をする。根本原因は決めることから逃げているか、どこに向かうか忘れているのどっちか。
・生活を立て直すことも効果的
・好奇心に沿ってスタートできているか?1日100個の生きがいを意識できているか?問い直す。
・一つずつ、ていねいに生きられているか?コツコツやれているか?問い直す

ニヒリズム(絶望)
現状や仕事、人生に深く絶望感をおぼえたとき。
■原因:強く念じていた目的や理想が砕かれる。今の渦から抜け出す方法がわからない。
■対処法
・インプットをする。本を読む。先人の知恵に頼る。新しいことをやってみる。
・思いっきり休む
・かくあるべし、こうすべきといった理想主義が実現できなければ自分は駄目だと言って逃げ出してしまうような、オールオアナッシングの状態ではないか?過度な焦りに襲われていないか?見直す。

自己犠牲
だれかの期待や要望に過度に応えすぎて、自分を殺してしまうこと。
■原因:自分を目的の奴隷にしている or 思考停止で流されてしまっている
■対処法
・自分がゆずれない、大切なことって何だったかを忘れないこと。自由・創発が自分にとっては大事。
・流されることは、受け身で、ラクということを忘れないこと。
・衝突がこわかったり、サービス精神が転じて、自分が守りたいものを守らなかった自分が悪いということを忘れないこと。他人に責任転嫁しないこと。強さをもつこと。

ネガティブ(原因不明で突発的)
全てを後ろ向きに考えてしまう
■原因:疲れ。寝不足。
■対処法
・50%は睡眠不足。目覚ましをかけずに寝る。
・運動する。サウナに行く。

自己中
排他的・横柄。人を傷つけたり、大きな失敗をしたとき。
■原因:自分の自己認識を下げることが恐いという精神状況。
■対処法:
・自分は間違うことを忘れないようにする
・行動すること、実現することにこだわっているか?現状にあぐらをかいていないか?問い直す
・他者/事実/事象を受け入れているか?
・自分の”あるがまま”(醜さ・欲望)の状態を受け入れているか?※自分の個性を受け入れることが安全基地
・周囲の人へ良い影響を与えられているか?愛を持って生きているのか?を、問い直す

驕り
心身ともに上向きで、万全が続いていて振り返りをしない。前だけ見てる状態。
■原因:
■対処法:
・ちゃんと振り返りを行う。
・自分は成長しているか?問い直す。
・自分の目標はなにか?を思い出す。
・人が話してる途中で人が言ってることを予測したりしすぎていないか?を問う。

終わりに
「自分は、自分の成長を通して人の幸せに貢献して、生を全うしたい」という根源的なシンプルな願いを持っていて、そのために自分にとって難しい環境に身を置くことは生涯多くなる。
故に苦悩はつきもので、そのたびに成長が求められる。そういう人生だということを受け入れること。
この記述は、自分の陥りやすい精神的不調とその対処法を書いたものである。

この記述の前提
・自分は弱いということを忘れないこと。メンタルのメンテナンスを忘れずに行うこと。
・悩みとは神経症であり、自分には現代人が多く抱えるその傾向を持っていることを忘れないこと。
・苦悩の基本スタンスは、まず苦悩をただ見つめるということ。見つめることができたら苦悩の80%は解決に向かう。
・生涯かけて項目が減ったり、増えたり、内容に変化があるものとする。
・悩みが消えていくというよりは、向き合っていくという方が構えとして正しく、向き合い方がわかってくるということが成熟するということだと考える。
・苦悩を抱え、それを超えていく精神性を持つことは、人間性を成長させる。

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すこし長くなってしまいましたが、以上が私の秘伝の書でした。
自分の弱さや恥部をさらすような内容ではありますが、伝えたいのは、

「自分のことを自分でよく知っておくことは大事だな」という気づきです。

メンタルや仕事術における自己啓発本は多く存在しますし、それらに教えを請うことも推奨しますが、最後は自分のことを自分でよく理解し、その対策にをわかっていることが大人に近づいていくのではないかなと。

そんなメンタルケアの選択肢に関するシェアでした。



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