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人の話を「聴く」力を身につけて変わったこと

皆さんは、「聞く」と「聴く」の違いは分かりますか?

「聞く」は耳という媒体を通して自然に入ってくるもの。「聴く」は相手の話に耳を傾けること。前者は無意識で行いますが、後者は意識しなければできません。

以前まで私は、人の話を「聴く」ことが苦手でした。苦手というより、今までの人生で「聴く」ことを意識をしたことがありませんでした。

そんな私が「聴く」ことを意識し始めたのは、2年前。キッカケについて、noteに書いています。

また、「聴く力」を学ぶ前と学んだ後の分かりやすい動画があるのでご覧ください。

▼2年前

「私、いる意味あるのだろうか」と思うほどひどい聴き方だなと思います…。常に無表情ですし、そもそもこの頃は全く「聴く」ことを意識していませんでした。

▼最近

最近の私です。終始表情が険しい点は改善が必要ですが、2年前と比べると大きく成長した気がします。

「聴く力」を身につけて変わったこと

「聴く力」を身につけて最も変わったことは、相手の考えを上辺だけでなく、なぜその考えになったのか、深く知ることができるようになったことです。

それによって、自分自身の成長に繋がりましたし、何よりコミュニケーションエラーがなくなり、相手との関係性が良くなりました。

それでは次からは、私が「聴く」ために意識したことについてお話します。

「聴く」ために意識したこと

「聴く力」を身に付けるために、私が意識したことは大きく3つあります。(まだまだ成長途中ですが…)

1つ目はリアクションです。相手が話をしている時は、内容に合わせて大きくリアクションをするように心がけました。例えば、相手の目をしっかりと見て話を聞いたり、あいづちをしたり(特にオンラインだと大げさなぐらい意識してます)するようにしています。

人とのコミュニケーションの55%が「視覚情報」と言われるほど、目から入る情報に印象は大きく作用されるそうです。実際に大きめのリアクションを心がけるようになってから、これまでより相手が沢山話をしてくれるようになりました。

2つ目はクローズドクエスチョンではなく、オープンクエスチョンを積極的に行うです。ちなみに「クローズドクエスチョン」とは、YESかNOで回答できたり、答えが限定される質問のことを指します。一方で「オープンクエスチョン」は、回答の選択肢が広がるような質問のことです。例えば「お休みは外出しますか?」はクローズドクエスチョン。一方で、「休日はどのような過ごし方をしますか?」はオープンクエスチョン。

実は、以前まで私はオープンクエスチョンがとても苦手でした。「何で?」「どうして?」というオープンクエスチョンは、相手によっては攻撃されていると捉える可能性があるためです。質問するのではなく、何となく察しなければいけないという固定概念みたいなものがあったように感じます。もしろん何の関係性もない状態で、いきなりオープンクエスチョンをすると、不快に思われる可能性があるので注意が必要です。ただ、ある程度関係性ができた状態でオープンクエスチョンをすることで、これまでよりも格段に相手の話を聞き出せるようになりました。

3つ目は、相手の話を自分なりの言葉に要約するです。例えば相手の話に対して、「つまり〇〇ということで合っているかな?」という具合に、自分の言葉に置き換えて確認をします。

そうすることで、相手の話す内容と自分の認識に誤りがないかを確認することができ、以前よりコミュニケーションが円滑になりました。

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