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「悩みの正体」は、自分1人では見つけ出せない

いつもモヤモヤとした悩みから抜け出せなかった。その正体が分からなくて…。私はモヤモヤの正体がずっと知りたかった。

誰かに相談しても、「そういうこともあるよね」とか「◯◯した方がいいよ」と言われることはあった。でも結局、正体を突き止められなかった。

そんな中、先日cotreeさんのカウンセリングを受ける機会をいただいた。カウンセリング自体受けるのは初めてだったから、正直、私の悩みがきちんと伝わるかな?という不安があった。

これまで誰かに悩みを話しても、私が伝えたい内容とは違う解釈で捉えられてしまったり、すぐにアドバイスをされることが多かったから。それらが悪いという訳では一切ない。でも私が求めていたのはアドバイスではなくて、悩みの正体なのだ。


悩みを他の人に打ち明けても、心が楽になるのは難しい、自分と対話を重ねるしかないんだ、そう思っていた。だから悩みは誰かに話すことはなく、自分の心の中にしまっておくことにした。

カウンセリングを受けてみて、その考えは大きく覆された。カウンセリング中は、アドバイスされることは一度もない。その代わりに、「私」という人間について沢山質問を受ける。これまで考えたことがないような質問まで。でも話している中で「私ってこんなことを考えていたんだ」と驚く場面が何度もあった。
そして最後にはいつの間にか涙が溢れ、止まらなくなっってしまった。

「私の悩みはこれだったんだ…」

悩みの正体は他のではない、私の心の中にあった。心の中にあったのにも関わらず、心の奥底にあったから、自分1人で探し出すことができなかっただけだ。
数多くの質問と対話の中で、私は悩みの正体にたどり着くことができた。

もちろん悩みの正体が分かったからといって、悩みが解決される訳ではない。
でも、驚くほど心が軽くなった。「輪郭が分からないモヤモヤしたもの」がくっきりと輪郭を表すことで、これほどまで気持ちが楽になるんだ。


「身体と心が健康であること」

私は生きる上で、この2つを大切にしたいと思っている。
身体の健康は普段の生活で意識すれば、気を付けることができる。

でも心の健康を保つのって難しい…。
なぜかというと、自分の心の状態に気づくことって難しいから。

もし悩みがあったとしても、多くの人がその感情に蓋をしてしまう。

「他の人だって辛い思いをしているし」とか
「これで辛いと思うなんて、私の心の甘えだ」というように。

でも蓋をした感情は段々と大きくなり、それが鬱を引き起こしてしまったりするのだろうなと思う。

漠然とした悩みでも良い。
もし今、心の中にモヤモヤしたものがあるのなら、その感情は絶対に蓋をしないこと。蓋をせずに、誰かに話を聞いてもらうこと。
そのことが、心の健康を保つ上でとても大切なのだろうなと思う。




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