ご無理No.27 「なま折り込み」のご無理
こんばんは。立秋を過ぎて暦の上では秋ですって。
残暑お見舞い申し上げます。むりばかおじさん です。
公演が近くなるとお問合せメールで多くなるのが
「公演チラシの折り込みについてのお問い合わせ」
公演が少ないこの時期でも少しずつお問い合わせがあり
むりばかおじさん は生存連絡に喜ぶもつかの間、
困ってしまいました。
前回のご無理の通り、劇場では当日の配布物について
「触れたものを触れる危険性の排除」を優先することにより
「当日パンフレットはダウンロード」
「アンケートはEメール」
「グッズは電子決済」
というご無理を申し上げることにしました。
ということは、
他公演チラシを折り込ませてあげられない。
せっかく公演をしようとチラシを刷っているのでしょう。
久しぶりの舞台と意気込んでおられることでしょう。
宣伝したいのに公演がなくて愕然としていることでしょう。
なんとか、宣伝に協力したい。
演劇、やってるよ!って一緒に言いたい。
むりばかおじさん は一生懸命考えました。
「そうだ、生で、幕間に、客前で宣伝してもらおう」
幸い、オムニバス形式で幕間に換気を行う時間があります。
いつもならこのタイミングでお客様は折り込みチラシを眺める。
そのタイミングで、生で、宣伝してもらうことにしました。
ただし、劇場内には厳しい定員制限がありますので、宣伝タイムだけにお越しいただくと定員を超える可能性がある。
なので、宣伝していただくのはチケットを買ってお越しの観劇のお客様に限らせていただくことにし、お越しになれない団体様には、宣伝文章を託していただければこちらで代読し、宣伝させていただくことも受諾しました。
晴れやかな気持ちでお問い合わせメールに返信し、
また、近日に公演予定をすでに発表している団体で、
すでに購入者リストにその劇団の方の名前を見つけた方には先回りでそのようなタイムを設けるのでよかったら的なご連絡もしました。
まだ先のことはわからないけれど、
公演予定がある、それだけでなんだか世界が明るく見える。
同志を得た気分の、むりばかおじさん 。
さて、公演日までもういくつ寝ると、というところ。
多方面から応援、ご支援が次々と届き、嬉し涙を流すある朝、
「新宿シアターモリエール」の一報が届きます。
次回をお楽しみに!
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